第一公演
こんにちはこんばんは、どうもはじめまして作者のkakokokoです。
この作品は作者の思いついたことを書いたもので少し変な内容かもしれません。
こちらが初投稿の作品で、少しおかしなところもあると思いますが最後見ていただけたら嬉しいです。
今日は友達に連れてこられて、富美山学園演劇科の劇を見ることになっている
富美山学園は俺、美兎園凛でも知っている日本で唯一の男子校で演劇科のある学校だ。
富美山学園は演劇科の他に、スポーツ科・音楽科・総合科・声優科・普通科の6つがあり
どれも全国レベルで、毎年受験の倍率が5倍はくだらないほどになっている。
かく言う俺も、去年まではスポーツ科志望だった。
自慢ではないが、代表選手に毎回選ばれるほど有力選手だったのである。
今はとある理由で断念してしまったが、、、まぁその話は置いておくとしよう。
もうそろそろ、劇が始まる。
「本日は富美山学園演劇科の定期公演『春』にご来場いただき、誠にありがとうございます。
開演に先立ちましては、、、」
アナウンスの放送が始まると皆が話すのを止め、その声に聞き入っているようだ。
パンフレットに公演のアナウンスは毎回、その公演の主役の生徒が行うと書かれていたのを昨日読んだ。
今回は生徒会長が主役のようだ、周りの生徒会長のファンの方が泣きそうになっているためすぐに分かった。
確か会長はこの富美山学園演劇科で一番人気だとか、
そんな事を考えている内にブザー音がなり劇が始まった。
そこからの記憶は曖昧だ、
人間は本当に感動すると、呆然とするそうだ。
俺はまさに今そのような状況で、あまりにも美しすぎる舞台に、誰もが見惚れる演技に、
繊細な歌声に、軽やかで儚いダンスに、何よりも生徒会長の、十上さんの演技に心奪われてしまった。
感動した。
そんな言葉では足りないぐらいだ、自分の語彙力のなさを憎いと思ったのも
こんなに熱く語っているのも初めてだ。
だから、目の前で話している友達の藤ヶ崎未来は驚いた顔をしている。
「りーちょっと、一回落ち着いて。」
ハッとして一度話すのを止めた
「どうしたどうした、そんなに興奮して」
そんなに喜んでくれるのは嬉しいけどさ、と微笑みながら言った
「だってあんなに凄い舞台観て、興奮しない人なんているはずないじゃん!」
そう言うと未来はニマニマしてこっちを見てきた。
「なんだよ、そんな顔して」
ぷくっと頬を膨らませて言うと
「いやぁ〜さ、だっていつもクールなりーくんが目を輝かせてさ語ってるんだよ」
もーほんとに可愛いなぁって思ったんだよ、と言って頭を撫でてきた
「やめてよ!身長伸びなくなるじゃん!!」
頭を振り回しながら抵抗する
「わりぃ、お前を見ると犬みたいで撫でたくなんだよ」
そう言って手をおろした
「だけど、りーがバレーボール以外で興味を示したことに驚いたんだ」
そう言って俺をまっすぐ見てきた
「もしさ、りーが良ければ何だけど一緒に演劇科」
真剣な顔でそう言ってきた
俺は、そんな未来が可笑しく思えて小さく笑った
「良いよ、その代わりもちろん上位合格目指すからね!」
そう胸を張って言うと、
「そういうと思ってたよ、じゃあ今日から特訓だ!」
そう言って頭を撫でてきた
「だから、頭を撫でるな〜!」
そういって逃げた未来を追いかけて走り出した
こちらの作品をご覧下さり、誠にありがとうございます。
主人公くんのスポーツが好き設定を、今になっておかしいなこれと思いました。
まぁ良いか、と直そうとしなかった自分にそこはさぁすぐに直しとけよと言いたいです。
突然ですが、皆さんはいきなりパッと思いつくこととかありますか?
作者はあります。
この作品も、それによって作られました。
授業中とか、お風呂入ってるときとか、散歩中とか、はたまた試験中とか、
いろいろな場所で思いつきます。
そのため、あまりに溜まったアイディアをどこかで使わなくちゃいけない!
と、思ったためこちらで書き始めました。
こちらの作品が一人でも多く見てもらえると嬉しいなと思っています。
以上作者からでした。