表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/16

【小ネタ】公爵令嬢と(腹黒)天使


「リアねぇさま」

「アーノルド殿下。失礼ですが、ジュリア義姉上は私の義姉であり、アーノルド殿下の姉上ではございません。誤解を招く発言は慎まれた方がよろしいかと」

「ルーク。わたしは構わないわよ?」

「義姉さまが構わなくても周りが構います」

「でも」

「でも、じゃありません」

「じゃあ、兄上と同じように僕もリアねぇさまのこと、リアって呼んでもいいですか?(うるうる)」

「(一人称アーニーではなくなったのね。ちょっと寂しいけど)ええ。いいですよ(*´ω`*)(でもうるうる天使きゃわわ)」

「ぁ」

「やったぁ。ありがとうございます、リアねぇさま。あ、ごめんなさい。間違えちゃいました」

「(ぐうかわ)」

「リア。リア」

「何ですか、アーノルド殿下」

「リアと兄上はお友達なんですよね?」

「ええ」

「じゃあ、僕もリアのお友達になりたいです。いいですか?」

「もちろん」

「じゃあ、お友達の証に、リアには僕のことアーニーって呼んでほしいです。兄上のことはアルって呼んでるんでしょう? 兄上だけずるいです」

「はい。分かりました」

「呼んでみて?」

「アーニー」

「リア」

「何ですか?」

「嬉しかったから呼んでみただけです。ダメですか?」

「いいえ。好きなだけ呼んでください」

「リアもいっぱい僕の名前呼んで?」

「はい。アーニー」

「リア」

「アーニー」

「リア」

「うふふ。アーニーは本当にかわいいですね」

「リアの方がかわいいよ?」








「おい。ルクハルト」

「――はい」

「お前は馬鹿なのか?」

(失敗した……)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ