新たなる剣と新しい技術《スキル》
俺はモコン墓地から帰ってきて依頼の報酬をもらい、俺が武具の点検をしていた時突然先輩が、
「は〜せ〜が〜わ〜」
「なんですか?先輩、点検はまだ終わってないので何かあったら終わった後にしてください」
「いや〜ね、後輩が頑張ったから何かご褒美でもやろうかと思ったのだけど忙しいなら仕方ないね。邪魔したなー」
なん、だ、と
「ちょっと待ったー今点検終わりましたから待ってください!」
「仕方ない、ご褒美だ。スケルトンが落とした骨は持ってるか?」
スケルトンの骨?何に使うんだ?
「持ってますけど、何に使うんですか?」
「ああ、それで剣を作ってやろうと思ってな」
剣?マジで?そういえば先輩作れるって言ってたっけ?
「先輩が作るんですか?」
「バカ言っちゃいけね〜、作れるわけないだろ。鍛治師に頼むんだよ」
「けどお金が」
「安心しろ、俺が出す」
「マジで?先輩そんなお金あったんですか?」
「失礼な奴だな、それぐらいの金ならある」
「けど、なんで先輩がそんな事やるんですか?」
「なぜってお前な〜、そりゃ死んでほしくないからだ。冒険者はいつ死んでもおかしくない職業だ。だからその時の最高の状態で行くんだよ、あと使われない、その骨が可哀想だしな。その骨から作られる剣は今の剣よりも良い物語できると思うからな」
「わかりました。では行きましょう。鍛治師のところに」
俺は先輩に連れられて鍛治師のところに向かった。そこは看板には「鍛冶屋メニメ」と書いてあった。のれんをくぐり部屋に入るとすごい熱気が俺を襲ってきた。部屋にはハンマー片手に剣を打つ女性がいた。カンカンと甲高い音が響く。
「おーい、おーい、聞こえねーのかー」
と先輩が大きい声で読んでもこちらを向かない。気づいてないようだ。しばらく先輩が呼んでると、
「おっ、ナンセじゃないかー、久しぶりー、何しにきたーの何ナンパ?」
ようやく気づいたようだ。しかしこの人テンション高いな、いきなり来たけど、ナンパはないだろうと思ってると、
「お前にナンパする奴はなかなかの強者だ応援してやるぜ。今回は武器を使ってほしくてな、こいつの」
お前にナンパする奴はなかなかの強者?どんな人だよ!この人大丈夫か?しかしこの人が〜俺の武器をして作るのか〜。赤い髪の毛、黄色い瞳、鍛治をするには邪魔だと思われるほどの胸、髪は後ろで縛っており顔は整っている。身長は俺と同じくらいかな?美少女という言葉が似合う人だか、先輩がナンパする奴はなかなかの強者って言ったからやばい奴なのか?俺先輩信用しすぎかな?まぁいいけど。
「あなたが噂の最弱の能力持ちの長谷川亮太さんですね、会えて光栄です。今の時の人ですからね」
え、俺は俺が知らない内に有名人?一体どこ情報ですか?
「俺知らなかったんですけど、どこでそんな話を?」
「ああ、君は知らないんだね、君はギルドでいろいろ受付さんに質問しただろう?」
「はい」
「その内容があまりに面白く有名になったんだ。能力のことを知らない冒険者がいたって、しかもまさかのレベル1というおまけ付きでね。だから話は街中に広まってると思うよ」
マジかよ。まぁいいけど。
「そうですか。話聞かせてくれてありがとうございます」
話の内容が知れてよかったか。
「なんだよ、もうちょっと、えぇーーーとか楽しみにしてたんだけどな」
「はいはい、もう剣の話に入るぞ。メニメ、剣はいつできる?」
先輩が入ってきた。そんなにこの人と一緒にいるのが嫌なのか?とても変な人とは思えないけどな。
「へいへい、明日くらいにはできると思うよ」
マジか、思ってたよりも速いな。数日くらいかかると思ったが。
「わかった明日の今くらいに取りにくる。代金はその時に」
俺に指を向けて言い放つ
「オーケー、それまで楽しみに待ってなよ、新人」
「はい、楽しみに待ってます」
俺はバックパックから骨を出しメニメに渡す。
「これね、これならいいもんが作れそうだ。剣のサイズなど教えてくれ」
俺はメニメの質問に答える。
「よし、わかった後は任せてね」
俺と先輩はメニメに後は任せて店を出た。出た直後後ろでよっしゃ頑張るぞーと大きな声が聞こえた。
*** *** *** ***
ーー次の日ーー
俺と先輩は鍛冶屋メニメに向かっている。
「いや〜楽しみだな〜ねぇ先輩」
「楽しみなのはわかるが、めっちゃ笑顔だなお前」
俺は楽しみすぎて昨日寝れなかった。しかし笑顔になるのも仕方ないだろう。だって剣だよ!楽しみじゃん。先輩と話しながら歩いていると鍛冶屋メニメの前に着いた。
「メニメ、剣、取りにきたぜ」
「おっ、きたな、もうできてるよ、これがあの骨から作られた、片手剣だ!」
メニメはそういい、俺に剣を渡してきた。 受け取った剣は思いのほか軽く鞘の色は白色をメインになっていた。鞘から剣を抜くと刀身は白くそして反射し俺の顔が見える。剣は軽く振りやすそうだ。
「ありがとうございます。これで依頼もはかどりそうです」
「そうだろう、そうだろう。きちんと丁寧に使いなよ」
「はい、頑張ります」
「その調子だ、そろそろ代金の支払いをお願いするよ、ナンセ」
「はいはい、いくらだ?」
「100000マリスだ」
「はいよ、100000マリス」
「毎度あり〜、これからも鍛冶屋メニメをよろしく〜」
十万もしたのか、この剣。武器だけではなく防具までやるとどれぐらいかかるんだ?
「ちなみにこれでも引いてるからな」
マジかよ。もうちょっと引いてもいいのではないか?
「はいはい、じぁ行くぞ、長谷川」
「はい、先輩」
俺は新たな剣をしまい先輩についっていった。
*** *** *** ***
俺は今先輩と特訓をしていた。そして気づいたのだ。新たなる技術を手に入れたのだ!!!しかも2つ!
1つ目の技術の名前は「シュート」投げる時に使う技術みたいで、速くなって威力も上がった。素晴らしい技術と思う。これから使い道がいっぱいありそうだ。そして2つ目が「貫通」だ。これは刺突攻撃の速度と威力が上昇するそしてこれは弓矢で射る時にも使える。これもなかなか便利そうだな。
新しい技術も手に入れたからなにか新しい魔物に挑んでみたいが、危険だからな〜。先輩になんかいいのいないか聞いてみるか。
「先輩〜なんかいい感じの魔物っていませんかー」
「お前いい感じの魔物って言われてもなー、そんなんすぐ思いつくかよ。それなら受付さんに聞けばいいじゃないか?」
「いや〜それがですね、聞いたら〜
受付さんに言われたことを先輩に言う。
「長谷川さん、それはナンセさんに聞いた方がいいと思いますよ」
「〜って言われたんですよ〜」
「なるほど、受付さんが俺に投げてきたのか」
「えぇそうです」
「う〜ん、そうだ、依頼板を見てみようぜ」
依頼板とは、ギルドにある依頼書が貼ってある所で貼ってある依頼書を受付さんに渡し、依頼を受注する。
「わかりました、一緒に見ましょう」
「おう、じゃあ行くか」
俺と先輩は依頼板の前に来た。
「先輩これとかどうですか?」
と俺は気になった依頼書を先輩に見せる。
「え〜と、なになに、ナーガ討伐?なぜこれを選んだ!?」
ナーガとは下半身が蛇で上半身は人間の魔物だ。そして強い。
「やだなー後輩の茶目っ気ですよ」
「茶目っ気でも困るから、真面目に探せ」
「はーい」
「これとかどうよ、ゴブリン討伐」
ゴブリンといえば雑魚の代表キャラなら大丈夫かな?
「いいんじゃないんですか?ていうか俺に聞くんですね」
「ああ、まぁな、でいいのか?」
「あっはい」
「じゃあ準備して行くか」
「はい」
俺と先輩は依頼の準備を始めた。
思ってたより時間がかかってしまった。




