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異世界コンプレックス  作者: ジャガさん
迷宮《ダンジョン》に挑む長谷川。
45/50

ロリコンとドラゴンを救出。

ライム視点


ドガン!!!!!

迷宮ダンジョンの廊下?だろうか、そこにいるとそんな音が聞こえた。


「なんか、聞こえました!!!ドガンって」

魔物を殺す者(モンスタースレイヤー)が私の言葉に反応する。


「どこから聞こえた?」

「あっちです」

私は聞こえた方に指を指す。


「よし、行くぞ」

魔物を殺す者(モンスタースレイヤー)は私の答えを聞いた瞬間にそう言った。


「えっ、ちょ待ってください!!!」

私は止めようとしたがもう魔物を殺す者(モンスタースレイヤー)は走り出していた。


「あぁ、これは速く行かないと置いてかれますね」

ナツホさんがそんなことを言っている。


「ちょ、そんなことを言ってる場合じゃないでしょ!!!さっさと追いかけますよ!!!アイル、レイ、行きますよ!!!」

「おう」

「はい」

私達は魔物を殺す者(モンスタースレイヤー)の後を追った。






魔物を殺す者(モンスタースレイヤー)の後を追うと大部屋に着いた。大部屋にはラプソディと長谷川が倒れている。倒れている2人を見た瞬間に2人に駆け寄り声をかける。


「ラプソディ!!!おい、大丈夫か?」

「長谷川!!!おい、しっかりしろ!!!」

私とアイルがラプソディ、長谷川の肩を掴み揺さぶる。


「……んあ、ここはどこだ?」

アイルが肩を掴んで揺らしていると長谷川が目覚めた。


「長谷川!!!おい、ライム。長谷川が起きたぞ!!!」

「長谷川、大丈夫か?二人とも倒れていたけど何があったんだ?」


長谷川は頭を抑える。

「え〜と、確か落ちた後、道を進んで、その後この部屋に着いて、ミノタウロスとあったんだ。その後のことは…………覚えてない」

長谷川の言葉の後に魔物を殺す者(モンスタースレイヤー)が口を開いた。


「……恐らくだが長谷川は能力の衝動コンプレックスドライブが発動したんだろう。だから記憶がない」

「なるほどね。とりあえず迷宮ダンジョンを出るよ」

私は納得して出るように促す。


「 「はーい」 」

皆がハモって言った。その後は魔石を回収して、長谷川、ラプソディを背負い、迷宮ダンジョンを脱出する。



しばらくして迷宮ダンジョンを出て、無事に地上に戻ってきた。


「帰ってきたぞー!!!」

アイルとレイが叫ぶ。


「うるさいよ。さっさと宿に行きましょう」

「あぁ、そうだな。長谷川とラプソディを休ませないとな」

私達は宿に向かった。


宿の部屋に入った瞬間、ベットに長谷川がダイブして、寝た。ラプソディも長谷川の横に寝かせる。


私はベットの横の椅子に座る。

「長谷川はとっても疲れていたんだね。きっと怪我をしてるだろうからナツホさんに治療してもらうか」

長谷川は所々に怪我をしている。

私は席を離れ、ナツホさんのところに向かう。




今は長谷川の治療をしてもらっている。優しい光が長谷川の患部を包み込む。


ナツホさんはふぅ〜と息を吐いて、手で汗を拭う。

「これでだいたいの所は終わりました。あとは数日安静にしていれば完治出来ます」

ナツホさんの言葉に安心して息を吐く。


「それでラプソディはどうなんですか?」

「ラプソディは長谷川よりも怪我をしてるみたいなの。けど長谷川よりも時間が少しかかるぐらいだから大丈夫だよ。今から治療するね。治療ヒール

優しい光がラプソディの患部を包み込み癒していく。


「おぉー凄いですね」

傷が癒えるのをまじかで見て関心の声を上げる。


「そうですか?私はこれぐらいしか出来ませんが?」

「凄いですよ!!!怪我を癒せるのはとても凄いことですよ」

ふふっとナツホさんが笑った。


「ありがとうございます。集中したいので席を外してくれませんか?」

「あぁ、そうですか、ではこれで」

私はそう言って席を離れ、部屋に戻った。


部屋に戻り直ぐに寝た。

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