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異世界コンプレックス  作者: ジャガさん
異世界に来た長谷川。
4/50

初の依頼《クエスト》

初めて感想をもらいました。やったぜ 。

これからも頑張って行きます。

人生初の依頼クエストそれはスケルトンの討伐だった。なんでも俺が召喚された街マッドの街付近で一番弱いらしく初心者向けで狩るのも初心者だけだと言う。マッドの街付近にある森リシズにスケルトンは大量にいるらしい。まぁ大量にといっても一箇所にいるわけでわなくバラバラに分かれているけれどね。俺と先輩は準備を終え狩場であるリシズの森に来ていた。


「さぁ長谷川着いたぞー」

先輩は元気にそう言った。しかし俺は精神的に疲れていた。なんせここまで来るのに徒歩二時間が経過していた。着慣れない装備一式でいきなり二時間歩くはないわ〜などと愚痴を言ってると先輩が


「いいか長谷川。まず森に入る前に装備の点検だ。いつでも戦闘が出来るようにな。まぁそんなんいったら今も危険だけど。先にお前が装備点検しろ。その間は俺が守るから安心しろ。そのあと俺が点検してから森に入るぞ!」

と言った。


先輩に言われた通りに装備の点検をする。現在の装備は胸当てと片手剣、バックパック、ブーツと言う貧弱装備。貧弱すぎて泣けてくるぜ、ゲームの初期装備の方が立派と思いつつ点検をサクサクする。


ちなみに点検の仕方は先輩に教えてもらった、他にも冒険者の役立つ知識も教えてもらい剣の使い方も少しはマシになってると思う。


「装備点検終わりました」


「おう。じゃあ俺だな。周りの警戒よろしく」

先輩はサクサク点検していく。やっぱりずっとやってる人は違うなと思いつつ周りを警戒する。剣を出しいつでも対応できるように周りを見る。見てる間に先輩の点検が終わり。


「じゃあ森に入るぞ」

そして俺達は森に入った。



*** *** *** ***


森の中は根っこなどで歩きにくい。木によって視界も悪いことこの上ない。


しかし今回は俺達に味方する。俺達は先頭に俺、後ろに先輩という並びで移動している。なぜ俺が先頭なのかは先輩曰くトレーニングだと言う。比較的に敵が弱いやつの時にやっとくといいらしい。索敵能力を鍛えるそうだ。俺は周りを見つつ耳を澄ませる。するとザッザッと迷いのない足音が聞こえた。


そこに目を向けると骨の体をした人が歩いていた。肉は付いていなく理科室にいそうな体をしている。そいつは今回の目的スケルトンだった。こちらが先に見つけたようである。俺達は素早く隠れつつ俺は先輩に教えてもらったことを思い出す。


「いいか長谷川。お前は弱い。今回戦うスケルトンも弱いが複数いたらお前では厳しいと思う。なので一体の時のみお前が戦う。そして出来るだけ不意打ちで倒す。先に俺達がスケルトンを見つけ、隠れ不意打ちを仕掛ける。スケルトンの弱点は頭と背骨だ、そこを叩っ斬ればいい。オーケー?」と先輩に教えてもらったことを思い出した。


まず落ち着いてスケルトンの数を数える。一体しかいない。


なので次の段階で不意打ちを仕掛けるためタイミングを見計らう。俺達はうまく隠れスケルトンはまだ気づいてない。俺は音が鳴らないように慎重に剣を抜く。


スケルトンはまだ気づいてない。気づかないのが運の尽き。俺は隠れるをやめスケルトンに向かって飛び出した。


スケルトンはこちらに気づいたがその時には俺の剣が振り抜かれていた。そしてスケルトンの背骨を切った。スケルトンは体がボロボロになって消えた。と思ったら石を落とした。


本当に小さい石だった。紫色をした小さな石を拾った。これは多分先輩が言っていた魔石だと思われる。魔石とは魔物を倒した時に落とす石である。これをギルドに討伐した証として持っていくらしい。


初めての戦闘はスケルトンだった。拾った魔石をバックパックに入れスケルトンを探す。そのあとも何の問題もなく依頼クエスト分の魔石を手に入れギルドに戻った。ちなみに帰りは一時間で帰れた。なぜこんなに差が出たのと思ったがなぜかはわかった。先輩にいろいろ教えてもらったので時間がかかったのだ。帰りもいろいろ教えてもらったが行きよりも時間はかからなかった。


*** *** *** ***


ギルドに帰り依頼クエスト達成を報告する。報告までが依頼クエストと先輩は言っていた。報告と魔石を渡しその他もろもろやり報酬をもらう。


先輩と半々で分けそして明日も依頼クエストを受けるので体を休める必要があるので早めに寝る。ちなみにどのくらい依頼クエストでもらったかと言うと今回受けた依頼クエストがスケルトン討伐で討伐数は10匹報酬は20000マリスこれを2人で割るので実質10000マリス。割に合わないような気がするけどまぁいいか。マリスとはこの世界のお金の単位で1マリス=1円と思われる。ちなみにマリスとはこの世界のお金の神様の名前らしい。


そんなことを思いつつ俺の異世界での暮らしは無事1日目を過ごした。

ナンセ先輩をずっと先輩と言っているのでそのうち名前忘れそう。

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