lv3とlv9「ロリータと闘志」
またまたまた短いです。
俺は聞こえた声が間違いだと思ったので聞いた。
「あなたと勝負するんですか?間違いですよね?」
俺が聞いても兜を被っているので表情がわからない。
「あぁ、そう言った。長谷川、俺と勝負して欲しい」
彼はたんたんと言ってくる。
「なぜ、あなたと勝負するんですか!!!負けると分かっていてやる程俺はバカではない!!!やる意味がない!!!」
俺が叫ぶとふむと彼は頷いた。
「なるほど、やっても意味がないか……ならばやっても意味があればやるんだな?」
「まぁ、そうですね」
俺がそう言うと彼は考え始めた。
「長谷川よ、やる意味はあるぞ」
「ほんとですか?」
俺は兜を見る。
「あぁ、ある。理由は受ければ俺達が特訓をしてやろうと思ってな」
「特訓?」
俺はライキに聞いた。
「あぁ、そうだ。お前が勝負を受ければ勝ち負けに関わらず特訓をしようと思う」
マジか、lv9の特訓を受けれるなんて凄いな。
「なんで、特訓をしようと思ったんですか?」
「理由は能力持ちを育てるためだ。あと君たちにしたのは私達と戦いたいと言ったからだ」
じゃあこんなことになったのはラプソディの所偽か
俺はなっとくして、頷いた。
「じゃあ勝ったら、どうするんですか?」
「勝ったら、飯を奢る」
「飯奢るだけかよ!!!」
まぁいいけどさ。
「勝負の内容はどうするんだ?」
「勝負の内容は長谷川が1回攻撃を当てたら勝ち。俺が勝つ条件は長谷川を戦闘不能にするか、降伏させるかだ」
「わかった。その勝負受けようと思う」
俺は勝負を受けることにした。
ライキは腕を組んで佇んでいる。俺はすぐに戦えるように臨戦態勢を取っている。
「じゃあ行くよ、始め!!!!!」
ライムが勝負の合図をした。
合図と同時に動き出す。
「鞭、「強打」」
俺は能力で鞭を出し、技術を発動させ、ライキの頭部を狙った。振るわれた鞭はヒュンと音を立てていくが、そんなことなかったかのようにライキは鞭を掴む。
「うそ……うおっ!!!」
鞭を捕まれ、驚いているとライキが掴んだ鞭を振り回した。ライキが掴んだ鞭は俺も持っているのでライキが振りますと俺も振りまされる。ライキの振り回す力が強すぎて、俺は吹き飛ばられた。吹き飛ばられた俺は壁に激突した。
「かはっ」
壁に激突した衝撃で肺にあった空気を吐き出される。俺は立ち上がりライキに向かって走り出す。
「うおぉぉぉぉぉーーー!!!」
能力で剣を出して走る。技術「ダッシュ」を使って速くする。
「ほう、まだやるか」
ライキとの距離は近づいてきた。
俺は技術を発動させようとするが……
「だが、まだまだ足りない」
そう言ってライキは俺との距離を詰め、拳を振るう。振るわれた拳は俺の腹にめり込み、意識を断ち切った。




