能力《コンプレックス》についての軽い説明受けました。
絶叫から少しあとに受付さんに説明された 能力とはこの世界にいる魔物などの人類に危険を及ぼす存在を倒すための力であり神様から授けられる力である。
そう神様から授けられる力である…そして俺はその力を持っている。…だれから?
「だれから俺は授けられたんですか?」
「ああ…知らないんですね。ええと女神エクレというらしいですね」
マジかよあの自称女神がマジの女神かよ。けど俺を生き返らしたのもあいつだよな?なぜ俺を生き返らした。神様になんらかのメリットがなければそんなことしないはずだ…まぁもしかしてそういう義務があったのかもな。生き返らせなければならない義務とか。 気になることを聞いてみる。
「能力を与えて神様にいいことなんてあるんですか?」
受付さんは笑顔で答える。
「ありますよ。神様は信仰エネルギーがなければ消滅してしまいます。そして能力を持つ者は無意識に信仰エネルギーを神様に捧げているのです。そのため能力を持つ者がいれば神様は消滅することがなくなるのです」
マジか。神様は信仰エネルギーがなければ消滅する。だから信仰エネルギーを得るため能力を与えるのか。人類は力を得て嬉しい、神様は消滅せず嬉しい。win-winの関係だな、素晴らしい。しかし喜んだのもつかの間
「しかしデメリットもあります。それは精神が侵されることです」
………は?
ちょっとまて。落ち着こう。えっと精神を侵される?どういうことだ?動揺しすぎて考えが追いつかないなか、受付さんが続きを言う。
「まぁ問題ない程度ですけどね」
「ですよね〜〜〜」
受付さんの言葉で冷静になった。この世界の常識はわからないためこの程度で動揺してはいけないと思いつつ質問を考える。 う〜ん何を質問すればいいのだろう。わからないことだらけすぎて何から聞けばいいかわからない。すると受付さんから
「あなたの能力を授けた神様が何の神様か知っていますか?」
う〜ん知らないな〜と答える
「あなたの能力を授けた神様の正式な名前は"ロリータ"を司る神女神エクレです」
マジでかーあれはロリータを司る神様かー。えぇーーーーー俺はその人の能力を授かったのかよ。
さらに受付さんが言う。
「能力の正式な名前を名乗る時、能力の前に授けてもらった神様が司るものをつけます。なのであなたの場合はロリータ能力となるわけです」
えぇーーーマジかよ。これしか言えなかった。
*** *** *** ***
受付さんからカードをもらう。そして書いてあるを見る。書かれている内容はこうだった。
名前 長谷川亮太 15歳 7月8日生まれ
能力 ロリータ lv1
技術 なし
うん、特に何もないな。レベルが1だが上げていけばいいかな。あとスキルは一体なんだろう?スキルについても聞く必要がありそうだなと いろいろ考えていたら受付さんが
「ものすごく珍しいのですよ、レベル1」
「えっ」
「大抵の人はレベル2か3なんですけどね」
マジかよレベル1は珍しいのかようっそ〜ん何でレベル1ではないのだよ。などと思っていたら受付さんが
「能力のレベルは時間経過や戦闘などで上がります。まぁ時間経過ではほとんど上がりませんが」
俺受付さんに心読まれているのかな?ともかく時間経過ではほとんど上がらないのに大抵の人はレベル2か3なのかが気になる。
「なぜ時間経過ではほとんど上がらないのに大抵の人はレベル2か3なんだ?」
「いい質問ですね。能力は持っているほとんどの人が産まれた時から持っているのです。そのため10年以上時間が過ぎている人が大半なのでレベルも上がり2か3なのです」
さすがに少ししか上がらなくても10年以上も経てばレベルも上がるのか。あと気になるのは技術か。
「あの技術とはなんでしょうか?」
「技術は冒険者の先輩達に聞いてみてはいかがでしょうか?」
マジかよ、ここに来て不親切な。
「あと私はあなたの担当になりました。困ったらいろいろ相談してください。私の名前はエレンです。これからよろしくお願いします」
担当になったのに技術のこと教えてくれなかったのかよ。まぁいいけど。とりあえず。
「これからよろしくお願いします。あと困ったことがありまして」
「はい、なんでしょうか?」
笑顔で答える受付さん。
「お金も武器も防具もない俺はどうしたらいいですか?」
そう言った瞬間受付さんの笑顔が固まった。
*** *** *** ***
そのあと受付さんに案内してもらい鍛冶屋に行き借金して武器などの冒険者の装備一式を買い、そして寝床まで用意してくれた。しかし借金が増えたけどね。
そして現在に戻る。少し前のことを思い出しつついち早く借金を返すために依頼の貼ってあるところでどれがいいか見ていたが、全くどれがいいかわからない。どれが簡単で難しいのか全く持ってわからない。なので受付さんにどれがいいか聞こうかと思っていたら声がかかってきた。
「おーい お前初心者だろう。なんなら手伝ってやろうか?」
と明るい声がかけられ聞こえた方を見る。
そこには茶髪で目は黄色く白い鎧を着た青年がいた。腰には剣があり冒険者と思わせる感じがした。どうしようか悩む。声をかけてくれた人にお世話になるか、ならないか。うーんお世話になるか。
「はい。よろしくお願いします!」
元気に返事した。
「おう、よろしくな。しかしもう少し悩むと思ったんだけどな」
「なぜですか」
なぜ悩むのかで気になった。まぁ俺も少し悩んだけど
「そりゃーお前、急に声かけられて手伝いましょうか?と言われたら少しは悩むだろうよ」
「そうですか?」
「そうだろうよ」
「しかし俺には頼る人もお金もないので悩むことなんてありませんでした」
「それはご愁傷様。さてまずは自己紹介だ。俺の名はナンセだ武器は片手剣を使う。よろしく」
ナンセ先輩か。覚えておこう。俺の番だな。
「俺の名前は長谷川亮太です、よろしくお願いします、武器は片手剣を持っていますが使ったことはないです」
先輩が使ったことないか〜しょうがないな〜教えてあげようと言っていたが気にしない。 そして先輩が依頼書を取り
「さぁ行くぞ依頼に」
といい出口に向かった




