表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界コンプレックス  作者: ジャガさん
異世界に来た長谷川。
12/50

カニ討伐依頼《クエスト》

ハッピーニューイヤー

今年もよろしくお願いします。

依頼クエストが終わった後、俺は先輩に"重ね"と"一気"について教えてもらっている。

「じゃあ教えるか」


「はい」

俺と先輩の特訓は続く。







「はぁ〜」

「どうしたんですか?」

「いや〜ちょっとね」

なんてことはない。思ってたより"重ね"どう"一気"が難しかったのだ。

「地道にやっていくしかないな」

「そうです。努力は報われるんです」

「そうですか、頑張ります」

「はい、頑張ってください」

受付さんに挨拶をした後、俺は先輩を待ちながら、"重ね"と"一気"を習得できるよう頑張るのだった。








「先輩、今日の依頼クエストはなんですか?」


「お前忘れたのか?超足長カニの討伐だ」

そうだった。超足長カニはその名の通り超足が長いカニである。超長い足で攻撃してくる。商人などは商品がやられてしまうこともあり、迷惑しているらしい。


「わかってるならいい。そろそろ見えるぞ」

先輩が見た方にいたのは、カニだった。しかしただのカニではない。陸にいるカニ。そして足が超長くハサミもでかい。全長10メートルはありそうなカニがおる。しかも大量に。


「先輩、あれ倒すんですか?」


「ああ、お前の「貫通」があればいけるはずだ。目と目の間を当てろ。そこが奴らの急所だ」


「わかりました。行きますよ」

俺は弓を出して弾き、呟く「貫通」、矢は少し光を放ち俺は矢を放つ。放たれた矢はカニに突き刺さりカニを魔石に変えた。


「先輩、一体仕留めました」


「よくやった。第二射撃用意、撃てー」


「はい」

俺は先輩の掛け声に合わせて放った。放たれた矢はカニに突き刺さりカニを魔石に変えた。


「二体目倒しました」


「よくやった。しかし気をつけろよ。こっちに近づいてきてる」

カニ達はこちらにぞろぞろ来ている。でかいからか、移動スピードはそこまで速くない。


「長谷川、第三射撃よーい、撃てー」


「はい」

三体目のカニを魔石に変えたが、そろそろ、カニのハサミの射程距離に入りそうだ。


「長谷川、もう剣に持ちかえろ。剣で直接叩っ斬る」


「わかりました、先輩」

俺は急いで剣に持ち替えてカニと対峙する。


「ダメージを与えれば急所に当てなくても倒せるが、時間がかかる」

先輩がアドバイスをしてくるが事前に話して欲しかった。


「わかりました。カニはあと4体です。2体づつ倒しましょう」

「異議なし」

カニはこちらを見つめて思いっきりハサミで攻撃してきた。カニのハサミは地面に突き刺ささった。


「あっぶねー、食らったら死ねる」

ギリギリで避けれたが、次は危ない。速攻で決める。

「強撃」 を放ち、カニを魔石に持ち替えた。

二体目は、こっちに来てる。 カニはハサミを突き刺してくる。

「あぶねえ」

カニはハサミを振りかぶって突き刺してくる。カニのハサミを技術スキル「強撃」で弾き、距離を詰め、一撃を入れる。しかしそれではやられず。カニはハサミで攻撃してくる。

「まだ耐えるか、しつこいなカニ」

「しかしちょろい」

またも技術スキル「強撃」でハサミを弾き、距離を詰め、一撃を入れる。カニは魔石に変わった。

先輩の方を見ると、カニは魔石に変わっていた。

「流石ですね、先輩」


「当たり前だ、先輩だからね」

魔石を回収して、ギルドに報告しに帰った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ