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2パート

三ツ石神社の三ツ石さまに到着したのを見たふたり。



手形を見た女の人は願いを込めた。



鬼の影が現れ、腕につけた魔法石を離し般若に渡した。



魔法石を腕につけ、魔法少女に変身しようとする闇の力に弾き飛ばされすぐに変身することができなかった。



何度も変身しようとするがその度に弾き飛ばされひどい時には木や石に背中をぶつけた。



「あの子を守るんだ。」



諦めずにさらに何度も変身しようとした。




それから数日たち、いよいよラセツの儀式の日になった。



ラセツの紋章が浮かんだ人間はラセツの犠牲となり、50年の平和と引き換えになる。



白い服を着て座る女の子の前に黒い影に包まれたラセツが降り立った。



「ちょっと、練習してた子は?どうしてこないんだろう。」


いつの間にかヨモツも入れ込みながら見ていた。手伝ったり、助けたりすることは歴史の流れを変えることになるのでそれはできない。もどかしいと思いながら見ていた。



すると銀色の光がラセツの前に現れた。



銀色の光はゆっくりと立ち上がった。



「来た。未来の般若だ。」



銀色の光が消えると銀色の魔法少女だった。



背中には翼があるもののまだ小さく、武器も持っていなかった。



ラセツは剣を振り上げるが剣を弾き落とし、胸部に蹴りをいれた。



「なんなんだお前は。」



大きくジャンプをして飛び蹴りをして後方にふっ飛ばした。



「待って。あの子強すぎるでしょ。私が戦った時は魔法少女ヒカリの最強形態の紫でも全然歯が立たなかったのに。」


「ラセツの形態が不完全なんだろ。だから般若でも優勢で戦ってるんだと思う。不完全だからこそ50年おきに人間の力を吸収しないといけないんじゃないか?」


「なるほど納得。」



いよいよ魔法少女の力がラセツを追い詰めてきた。



ラセツもいよいよ頭にきて魔法力を片手剣に込めた。一振りすると猛烈な衝撃波が発生し、魔法少女を大きくふっ飛ばした。



ふっ飛ばされた魔法少女は必殺技のやり方がずっとわからないままだったがそれを見て見よう見まねで真似をした。




「武器は持ってないから蹴りにするしかないか。」



精神を集中し、右足に意識を集中した。



銀色の光が片足に集中し、高々とジャンプした。上空で回転し、小さい翼を羽ばたかせ急降下し、ラセツに空中飛び蹴りを決めた。



ラセツは弾き飛ばされた。ゆっくりとたちあがるものの、強烈な魔法力をくらいその場に倒れ撃破された。



変身を解除してその女の人は妹のもとへ駆けつけた。



ラセツが倒されて、平和が訪れた。


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