tasting
これはツイキャスで活動している6名の『周波団』という団体の物語です。
どうか暖かい目でお楽しみ下さい。
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周波団 バレンタイン小説
「3つのチョコと魔法」
1.「tasting」
この物語はツイキャスというアプリケーションで活動している団体の物語である。
「ねぇ、α!今日バレンタインデーだからお菓子作ろうよ!」
全てはこの副団長のθが言った一言から始まった。
今日は2月14日、つまりバレンタインデーだ。
この日は好きな人からチョコをあげる日らしい。(他にも諸説があるが)
周波団メンバーは6人いて、シェアハウスをしている。
今日は全員休みで家にいた。なぜかθやα以外男性陣の様子がいつもと違う。
Σやβは少し落ち着かないし、γはいつも通りテレビを観ているがそれはみせかけなのがすぐに分かった。なんならδなんて
「リア充爆発シロォ」
とぶつぶつ黒いオーラを放ちながら言っている。
「バレンタインデーかぁ……、へぇー……。」
なんとなく団長のαがつぶやいた。
「そうだよ、α。バレンタインデーのチョコ作ろ?」
θがαに目をキラキラさせながら言った。
「んー、お、おう……。(リア充爆発シロォ)」
「今、リア充……とか思ったよね?」
βがαにジト目で見ながら言う。
「エ?思ッテないよ?」
αは「なぜ心の声が読まれたのだ」と思いながらとぼける。
「まあまあ、βさんもそれくらいにしときなよ。」
揉め事になったら面倒だし。と言って止めに入ったΣ。
「リア充爆発シロォ。」
「それな。」
「あ、αー?」
「いひゃい!やめりょ!ぽっぺムニムニひゅるなぁ!」
「えと……。」
黒いオーラを放ちながら言ったδの言葉に賛同してしまったα。
それを聞いてしまったが為にβがαにイタズラをしている。
苦笑いでそれを見るΣ。
「とりあえずそれくらいにして、バレンタインのチョコ作るんでしょ?だったらθと買い物行ってきなよ?」
急にβがαにイタズラしている途中γが言った。
「そうだよ!早く行こー!先行っちゃうよ?」
「おう……、分かった。お買い物かぁ、行ってきまーす!」
そう言ってθとαはバレンタインデーのチョコを作る為買い物に出かけて行った。