いつまでも続く物語……とはならない。
一緒にいて楽しい。嬉しい。
自然と笑顔になれる。それが私達。
いつも自分らしく、気を遣う必要はない。
けど、君にも彼女ができて、
私にも彼氏ができるようになって、
一緒にいる時間がどんどん少なくなって。
彼氏と話しながら、何処か寂しいような気がする。
そんなとき、君はどんなことを考えていたのかな?
私の初恋は君だった。気付いた時には、意識していた。
私が彼氏を作ったのだって、君に彼女ができたから。
別に、彼氏とが遊びだったわけじゃない。
だけど、本当の意味での本気だったわけでもない。
だって、いつも心の何処かでは君を求めていたから。
……君じゃなきゃって、いつも思っていた。
きっと、この気持ちに君が気付いてくれるんじゃないのか?
いつかは、友達としてじゃなく、恋人として。
本当にそんなことを夢見ていた。
けど、本当に夢で終わってしまった。
君は結婚して、子供ができた。私は今も一人。
何処かで君という人間を探している。気付けば心の奥底にダイブ。
君が好きだった。今はもっと好きなのかもしれない。
「奥さんがね~」っと言う君の笑顔が憎い。どうせなら、私に。
何を期待して、いつまで期待するのか。
こんな考えやめなきゃって、私も前に進まなきゃって思うんだけど、
やっぱり、君が忘れられない。君と一緒じゃなきゃって現実逃避が続く。
いつまでも続くわけがない。お互いの人生が待っている。
いやっ、続くも何も、告白するチャンスはいつだってあったのに。
私は何を待っていたのだろうか?
もしかしたら、待っていたのではなく、何もしていなかっただけ。
もし、昔に戻れるのなら、私はちゃんと告白できるのかな?
君が今でも好き。 この気持ちは眠るしかないのか。