その知恵はない
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
※『小説家になろう』、『カクヨム』様にも投稿をしております。
注意事項2
王道は苦手ですが、イキってた奴を殴って興味持たせる話はたまに見たくなるというか。
だから蛮族だと思っているというか。
――相手の才能に気付く為には、自分自身がその才を持たねばならない。
10kgしか測れない測りが、1mgの重さを100キログラムの重さを測れない様に。
だからこそ、賢くなる様に。お前はか弱く、すぐに啄まれる存在なのだから。
とはよく言われた。勿論其れは分かっている。分かっているから、賢くなる必要があった。
――なぁお前のテストの点何点だった〜?
――お前、何点入れた?
これは私の隣に座った男子がとやかく言ってくる言葉であった。マウント取っている事は分かっていたので、適当に、当たり障りなく、褒め言葉を返す。
はいはい。凄いですね。はいはい。凄い凄い。ただそれだけ、普通に聞いてりゃ『そんなんで良いのかよ』という一点特化の褒め言葉である。
ただそれでも満足しているのか、そう言われた後は鼻が上を向く。自分が優れた存在であると、そう誇示する様に。
だが段々と面倒臭くなってきた。マウントやご機嫌取りに付き合うのも、私の時間が無駄になると判断した。
「はいはい。凄いですね。で、貴方、私が薄っぺらな褒め言葉を使っている事をお気付きで? 何一つ本気じゃない。何一つ真心がない。そんな私の言葉でそれでも満足するなんて」
――大変矮小な御心の持ち主で。
そう嘲笑う様に鼻で笑ったら、頬に拳を食らった。前に立っていた少年が拳を握り締め、私の頬を殴り付けた事は明白であった。
「で、貴方はそれで満足なんで? 本当に」
――つまらない人。
生まれた時から勝ち組。勉強も運動も好成績。顔だって家柄だって良い。それ故に周り全員が俺を持て囃した。ただ一人を覗いては。
その女は何処か冷たく周りを見ていた。この世界に興味がない様だった。それ故に俺がけしかけないと、俺の事を褒めなかった。
だから、俺が、わざわざ話し掛け、友好的な態度を取ってやった。しかし。
「貴方、頭は良いのでしょう? 成績が良い。勉強も出来る。運動も出来る。でも」
ふとした瞬間に思い切り掌がめり込んでいた。右頬にバシっと乾いた音が鳴った。
「どうせ私が貴方を引っぱたく事なんて、予測してなかったんでしょう?
私の口論に、言葉で返さず暴力で返す。その時点で、私の能力を測る事は貴方に出来ない事は分かりました。だから私も貴方に倣って暴力で返します」
其れが此奴を意識した時のことであった。
「お前、俺が何処の家の出か……」
「家を頼れば良いじゃないですか。自分の力でどうにも出来ない矮小な人って事実がもう一つ増えますが」
オマケ 十八歳のお隣さん。
「ぶっは……」
「お隣様」
「ははははははははは!! んだよ!! 最高かよ!! イケすかねぇヤツ殴って黙らせるとか。心叩き切るとか」
「最初に殴ったのは相手ですよ」
「んだよ。顔に椛咲いてっから、ガキらしくコケたのかと思ったら、そういう事か」
「コケたことにして下さい。両親が知ったら心配致します」
「言わねぇよ。こんなおもしれー話。また聞く為に黙っとくわ」
一頻り笑ったあと私の髪をワシワシと撫でながら、こう言った。
「俺は強ぇ女が好きなんだ。あと最低十年早く生まれてれば、俺がモノにしてたわ」
「今では駄目なんですか?」
「ガキに興味ねぇ」
「あら、私も。私、物腰穏やかで、お育ち良さそうな、賢い方が好きですの。例え十年早く生まれても、お断り致しますよ」
私の基質が大変に気性が荒々しいので、定期的にこういう気性の荒いキャラを書くというか。
穏やかだけど皮肉屋とか嫌味が炸裂するキャラも多いしね。
金持ちのボンボン風情が、人を見る目さえねぇのかよ。
散々持ち上げた後に、こういう事するというか。
そういう癖があるってか。
性格が悪いのは分かっているし、そういう心折ることをたまにするから人をめっちゃ怒らせるというか。
ほら、よくあるじゃないですか。
金持ちのボンボン風情がめっちゃイキってて、何かしらで分からされて、相手に興味持つって。
なんか、王道でどうなるかは分からないから、私の『人をムカつかせる』方法でやったらそうなったというか。
まぁ『なんなんだよ!! 此奴!!』で興味持つからそれで良いかなって。




