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第1話 平和の終わり、物語の始まり

初作品で初投稿、拙い所もありますが!

面白くなるはずです!

みてってください!!

注、この中の異界は僕たちの住んでる世界で現界が物語の連中が住んでるところです。

ややこいね?ごめん、

ずっとずっっと昔のお話し

この世界は3つに分かれていました。

「現界」「異世界」「魔界」

この3つの世界はお互いに均衡を保ち、長い間互いに関わらず、その世界ごとで平和な生活をしていました。

そんなある日突然魔王が3つの世界を自分のものにしようと動き出したのです!。

魔王は配下の四天王と自分の側近とともに侵攻を始めました。

魔王は強く、誰も歯がたちません。

等々「現界」が魔王の手に堕ちようとした時、勇者が現れました。

勇者は相棒の魔法使いと仲間たちで魔王軍と戦争を始めました。

血で血を洗う大戦争。

そんな戦争が40年続いたころ、とうとう勇者と相棒の魔法使いと魔王とその側近の全力の戦いが始まります。お互い最後の2人

死闘の末、勇者は自分の力を全て使い、魔王を封印することに成功したのです!!。

その代わり、勇者は長い、長い眠りについてしまいました。

残された魔法使いは魔王の側近をなんとか倒し、世界は平和になりましたとさ、

めでたし、めでたし。

引用-魔勇戦争記録より

―――――――――――――――――――――

「現界:アイク王国」

王国の真ん中にそびえ立つ王城の中

空のような青色の髪にとんがりボウシ、背より高い杖を持った女性がいた。

彼女こそ魔勇対戦の英雄であり勇者の相棒。

魔法使い、ラクシアであった。

魔法使いの憧れであり「現世」最強の魔法使い、そんなラクシアは今

……書類の山に突っ伏し、愚痴を零していた。

「もう嫌だァ…戦争が終わってから残された私は事務事務事務事務…退屈すぎておかしくなってしまう…平和はいい事だけど退屈だァ

戦いたい、魔法の修行がしたい…」

平和になり数百年、「魔界」からの侵攻はパッタリと絶たれ、英雄である魔法使いは国王となり事務に勤しんでいた。

「毎日毎日ここに印鑑ここにも印鑑、異世界からの《迷い人》の対処のための予算を下ろすための印鑑、ポンポンポンポンポンポンポンポン馬鹿じゃねぇの!?英雄!私!え!い!ゆ!う!勇者様ぁ早く起きて変わってよぉぉ」

そんな、愚痴をこぼしながら事務に勤しんでいると

「国王様!!緊急の連絡です!!」

と兵士がノックをする。

喋り方をラクシアから国王に変え対応する

「よい、入れ。なんだ?忙しないな、書類はそこに…」

「敵襲です!!王国東に突如亜人の集団が現れまして!!国王様を出せと騒いでおります!!被害は多数!現在王国騎士団総出で止めております!」

ラクシアは報告の半分も聞かないうちに窓から飛び出し、空を飛び東に向かう。

《亜人》それは動物の身体能力をそのまま人間に詰め込めたような存在で、1人1人の強さは下手な兵隊10人より上だ。

(魔王軍か!?いや、それはない、魔王軍の兵は不死族で構成されている。では闘国の連中?それもないなあそこは自分たちを鍛えるので忙しいし何よりあそこが仕掛けてるメリットがわからない、ではどこだ?なんにせよプライド高い亜人を従えるやつだ、警戒しなくてはな。)

ラクシアは考える、そして喜ぶ、今から相対するのは恐らく未知の敵、自分が知らない技、魔法、武器を使ってくるかもしれない、退屈を脱却させてくれるかもしれない、と

根っからの戦闘狂、それがラクシアなのである。

煙が立ち上るのが見える。

(あそこか!)

そのままの勢いで急降下し轟音と共に着地する。

周囲を見渡す、亜人が警戒した目でこちらを見ているだけでボスらしき存在は見当たらない。

そして高らかにラクシアは叫ぶ

「私がこの国の国王にして英雄!シルヴィ=ラクシアだ!用があるのはどいつだ!でてこい!!」

するとさっきまで何も無かった空間から声がする。

「おぉ!お目にかかれて光栄だ英雄、」

シルクハットにスーツに杖「異世界」では紳士と呼ばれるような人物が当然のようにそこに立っていた。

(!?さっきまでいなかったよな?こいつ…一体どこから)

驚きつつもそれを顔に出さないラクシア平然と質問をする。

「お前はなんだ?何が目的だ?」

「おぉこれはこれは失敬、私は妖界妖魔軍虹騎士団《黄色》担当ブラン=ヴェルゴ、貴女を殺しに来ました。」

――――――――――――――――――――――――

時は同じく「魔界」

「魔王城:城下町」

赤黒くそまる世界に佇む禍々しい町に火が立ち上る。

「おめぇ!一体なんなんだ!!いきなり魔界にきて大暴れしやがって!その格好、現世の奴らじゃねぇな?説明しろ!何のためにここに来て何のためにこんなことする!!」

憤る彼は魔王の側近エイティ=ロール彼もまた魔界の国王となり、事務仕事に勤しんでいたところ城下町に何者かが襲撃してきたので飛んできたところだった。

「ごめんごめんごめんごめんごめんごめんなさい……名乗りが遅くてごめんなさいごめんなさい

わたっ私はよよ妖界妖魔軍虹騎士団《青》担当グリ=ゴンジュ

お前達をっこここ殺しに来ましたァ」

――――――――――――――――――――――――

この世界は3個の世界からできている。

「魔界」「現界」「異世界」

「妖界」という世界は存在しない。

あるはずのない世界。

いるはずのない軍。

「いないはずの何か」が平和を壊す。

勇者と魔王がいない世界で世界が脅かされる。


次回、第2話「存在しない世界の侵攻」




第1話で用語?設定?みたいなもの詰め込みすぎた感じするね、ちゃんと回収するから無問題!


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