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プロローグ

 地位があるというのは悪いことじゃない。

 責任もあるけど、食うや食わずの生活を送るより遙かにマシだ。

 しかも王族で第三王子となると、最高じゃね?

 第一となると王太子、次期王様で教育も厳しいし公務も多い。第二も王太子になにかあったときのためにと王太子並の厳しい教育を受けさせられる。

 その辺、第三となるとね、ちょっと緩い。

 忙しいっちゃ忙しいよ。

 覚えることだって多い。

 礼儀作法なんてね、もう地獄だよ。

 でも、幼稚園からお受験させられ、試験試験試験、やっと社会人になったら足の引っ張り合い。

 そんなに比べたら今は凄い楽。

 レリクス・トゥラン・マクエラルスとして人生初めてまだ7年だけど、今のところ不安要素無し。

 お国はいたって平穏。

 民衆の一揆なし

 貴族たちの反乱……たぶん無し

 隣国との関係良好

 うん、僕の未来は明るい。

 兄上たちの健康を祈っていれば、僕に待つのは安定した生活。

 政略でどっかの大貴族のところへ婿入りでもするか、公爵家を興す。

 平和な未来間違い無し……と思っていた幼い僕はまだ甘かった。


ネタを思い付いたときだけの不定期連載予定です

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