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九人の守護者  作者: 無音さん
7/12

6.合流




「ふわぁ〜、やっと出れたぁ〜」




「ちょっと疲れたね....

そういえば、仲間と逸れてしまったんだよね?」




「あっ!そうでした!」





グレイシア大森林から、ようやく抜け出すことが出来た2人は、

リアの仲間を探すため、ギルドへと向かった。











= = = = = = = = = = = = = = = = =












「中に居ますかね〜?」



「う〜ん、どうだろうね」




仲間が居るかどうか、一刻も早く確かめたいリアは扉の取っ手に手をかける。

そして、勢いよく扉を開けるとーーー








「あっー!!リア〜〜〜!!」「リア〜!!!」「リア!!」




パーティーメンバーのみんなが既に戻り、リアを待っていた。




「うわぁ〜ん!みんなぁぁああぁ!!」





一気に緊張が解けたリアは仲間たちのもとへ飛び込み、

安心したのか、静かに泣き始めた。



「ふぅ〜、よかったぁ〜、リアが無事で」


「もう少しで捜索依頼出すところだったんだよ?」



「...う〜...ぐすっ.....ごめんねみんなぁ゛」



「まぁ、戻ってきてくれてよかったよ、リア」



「ところでさ、リアと一緒に入ってきた人は誰なの?」



青年のことを聞かれたリアは、

涙を拭い、泣くのをやめ、

森の中に金色の柱のようなものがあったこと、

その金色の柱に触れた瞬間、中からこの青年が出てきたこと、

記憶を失くしてしまっているということ、

キメラに襲われたところを助けてくれたこと、

森での出来事を、全て仲間たちに話した。



「ほえぇ〜、それは大変だったねぇ」



「あの森にキメラなんていたっけ?」



「そうそう!私もそれ気になった!」



「う〜ん、あの森で何か起きてるのかも?」



「とりあえずギルドに報告しとかないとね〜」



「んでさ、君は記憶がないってことは

名前も思い出せないんでしょ?」



「はい...、何も思い出せないです」



「それじゃあさ、私達で名前決めてもいい?

リアを守ってくれたお礼ってことで、ね?」



「ん〜、そうですね、自分で決めるのもなんですしお願いします」



「りょうかい!それじゃあ早速決めよっか〜」



リア達は集まり名前を決め始めた。





「....アオ....んて....かな?」



「そ...まま...ぎな...?」


「...や...王子さ...みたい...に...ケメン...から...レイ.....かな?」



「......ん...」


「グレ......ア...森林...に.....いたか...グ......で.........?」



「お.......レ....っての......かもね」



「そ...しよ...か、み...な......イ...い...?

「い...よ」「...ん」「......よ」





どうやら僕の名前は決まったようだ。





「よしっ!決まったよ!」



「どんな名前なの?」



「なんと!今日から君の名前はーーー












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