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いずれ最強へと至る道   作者: 藍澤 建
第一章 始まりの物語
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閑話 とある中二病患者の独白

中二病でも友達が欲しいっ!

ここはどこだろう?


真っ暗な空間で我は1人のようだった。



我はあの男に敗北した。


今考えても有り得ない。


この破壊神の生まれ変わりである我が敗れたのだ。



...そう言えば、昔から、


『ふははははっ、我は破壊神の生まれ変わりであるぞっ!』


って言ったら、みんな引いてたっけ......。はは...。



...友達が欲しい.........ぐすっ。




......ま、まぁ、今はそんな事はどうでもいい。



あの男が吸血鬼だということには気づいていた。


あ奴、強くはあったが恐らくは真祖であろう。

確かに真祖にしては規格外ではあった。


だか、たかが真祖だ。


始祖ならば、我が術式も敗れるかもしれん。


だが、真祖は別だ。奴らはまだ幻覚系の魔法を扱えない。そのため我の術式の前には全くの無力なのだ。


にも関わらず、あ奴は我の幻覚を破って見せた。



我が長年生きてきた中でも、奴は初めてみたイレギュラー──確かに神の野郎共も含めたら初めてではないだろうが──だった。まさか人の身で我を破るとは、全くもって信じられん。


しかもあ奴はエンシェントドラゴンをテイムしておったのだ!


まさかあの高貴なドラゴン共、それもそのトップが1人の人間に付き従うなど、この我でさえも例を知らんぞ!?



しかも、我との一騎打ちの際に見せたあの魔法...


恐らくは影を操るユニークスキルだろうか?


いや、他にも使っていたか...?



『ふっ、我はとんでもない奴に負けたのかもな...』


真っ暗の空間にその嗄れた声が響く。




あの時見せた無邪気な顔。


それは我が昔に忘れ去ったものだった。



あ奴の元に付けば、我の諦めかけていた進化も、その兆しを見せるのではないか......?


思わず我はそう思ってしまった。



そして、テイムを願ったのだ。


まぁ、結果は『反省しろ』の一言だったわけだが。



『ふん、我が反省しておるのだ、早くここから出してテイムせい、未来のご主人様よ』













ぴろりん!進化条件を満たしました!

ぴろりん!レベルが上がった!

ぴろりん!Lv.MAXに到達! 進化条件を全て満たしました!


ぴろりろりん!これよりナイトメア・ロードの種族進化を開始します!

今回は彼/彼女の独白でした。


進化条件

『格下に敗北。その相手に忠誠を誓う』

という内容でした!


ちなみに

Lv.999に到達。(Lv.MAXが1000の場合)

進化条件を全て満たす。

Lv.1000に到達。

進化開始。


という流れになっています。

今回は経験値が溜まっていたのか、その場でレベルアップしたようです。

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【新連載】 史上最弱。 されどその男、最凶につき。 無尽の魔力、大量の召喚獣を従え、とにかく働きたくない主人公が往く。 それは異端極まる異世界英雄譚。 規格外の召喚術士~異世界行っても引きこもりたい~
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