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いずれ最強へと至る道   作者: 藍澤 建
第五章 学園編
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第199話

真面目回です!

ギンの調子が戻るのは後半からなので、今しばらくは真面目なギン君をお楽しみください。

「これはちょっと不味いかしらね......」



そんなフランの呟きに、思わず僕らも首を縦に振る。


僕らは今、なるべく気配や魔力を消しながら、少し高くなった森の中からその集落へと視線を下ろしていた。

木で出来た大きな小屋がいくつも建てられており、大きささえ正しければ人が住んでいると言われても信じてしまうだろう。


───その周囲を警戒しながら巡回しているオークたちがいなければ、の話だが。



「今の僕のステータスは間違いなくフランより弱い。それに加えてフランとサインさんがだいたい同格で、オリビアとアイギスが同じくSSランクと同等。ほかの面々はよく知らないが平均してS~Bランクだとしても......、やっぱりSSSランクに勝つのは難しいな」



弱者がいくら集まっても圧倒的強者には勝てっこない。さらに言えば今はそのSSSランク───オークキングの他にもSランクもうじゃうじゃ居るのだ。そう考えるとかなりの難易度になるだろう。


僕はそう言うと視線を手首へと落とす。


霊具レベルリセッター。これさえ解除してしまえば間違いなく僕一人でこと足りるだろうし、そもそも数秒とかからずに全滅させることが出来るはずだ。


───けれど、弱い状態になれている今の僕がいきなり力を戻しても......、多分すぐには力は戻らない。正確には力は戻るだろうが、しばらく慣らさないと間違いなく暴走する。暴走すれば間違いなくこの辺り一帯、王都を含めたここいらが消滅するだろう。


まぁ、そこら辺はみんなにも話してあるからこそフランも『不味い』と言ったのだし、他のみんなも少し顔を引き攣らせている。



僕ははぁとため息をつく皆へと視線を向けてこう言った。




「五分くれ。キング以外なら被害が出る前に何とかする」




───僕はそう言って、返事も聞かずに影の中へと溶け込んでいった。




☆☆☆




ぶっちゃけると、僕は暗殺者なんかじゃない───強いて言うならば暗殺者ごっこをしている子供のようなものだろうか?


暗殺の定義も知らないし、実際にやったこともない。


けれどそれを為せるだけの力を持っているのが問題で、正直言ってそこらの熟練暗殺者なんかよりも余程スムーズに、そして迅速に暗殺出来ると思う。暗殺のスキルさえ持っていないこの僕が、だ。


だからこそ、僕はこうも思う───そろそろ本気で暗殺者を目指すべきなのだろう、と。


暗殺なんて英雄らしくないし、さらに言えばかっこよくも美しくもなく、世間一般的には『悪』と称される部類に入る所業だ。



「まぁ、今更世間のことなんざ気にしちゃいないけど」



僕はヌァザの神腕(アーガトラム)に影神モードという完全戦闘モードである小屋の屋根の上に立っていた。



暗殺は基本的に一対一で確実に殺すのが定石で、もしも邪魔者がいるのならば標的を討つ前に排除しておくべきだ......と思う───僕は本当に暗殺術なんて習ったこともないし、暗殺者の心意気すらも知らないから単なる自分の考えなのだが。



僕はふぅと息を吐くと、瞳をとじて思考を巡らせる。



今回の優先度で言えば、まず女性達の救出だ。続いてオークキングの討伐となるだろう。


ならば、今回僕が退けなければならない問題として上がるのは、捕えられた女性達の存在である。


可哀想だとは思うし、僕としてもできる限りの事はしてやりたい───が、おそらく手遅れなのではないかと思う。いつ捕らえられたのかは知らないが、女騎士やエルフとセットで知られるあのオークが女性に手を出さないとは考え辛い。


なら僕がするべきことは、女性達の存在をどうにかすること、オークキングを討伐すること、そして集落を徘徊しているオークたちを掃討すること。主にその三つだ。


───と、そこまで考えたところで僕は瞼を開き、そのまま真下の小屋の中へと月光眼の視線を下ろす。



「一、二、三......、うん、三人だな」



場所は集落のはずれにある小さな小屋で、その中には酷い格好で縛られたまま転がされている女性達の姿があった。

悔しげに顔を歪ませる者や、絶望に涙を流す者もいたが、悔いるのならば強くなればいいし、絶望するなら足掻いてからにしてほしいものだ。



「まぁ、僕が口を挟むことじゃないか」



僕は軽くパチンと指を鳴らすと、それと並行して影神モードの僕が常日頃から纏っていた影が赤く染まってゆく。


『影纏』


影神なのだからもちろん使える能力ではあるが、どうやら影神モードでその能力を使えば、身に纏う影も赤くなってしまうらしい。



「作戦は無し。勝機は十分。殺すのは人に仇なす豚畜生のみ」



───知ってたかい? 僕は殺しは好かないし、極力やりたくもないけれど......、




僕は自らの影の中へと沈み込むと、それとほぼ同時にその小屋の守衛をしていた二体のオークの首が一瞬で掻っ切られ、鮮血が辺り一面のかわいた土を濡らしてゆく。


僕は何が起こったのかもわからずに息絶え、倒れゆく二つの亡骸を赤い瞳で見つめてこう言った。




「僕は非常時には、容赦なく生き物を殺せる人間だ」




───優先度第一位クリア。さて、次は雑魚(オーク)の掃討でもしに行こうかな。




この時の僕の心はいつになく冷え込んでおり、なるほどやはり僕は最低な人種なのだろうと実感せざるを得なかった。




☆☆☆




「アンタ......、前あった時よりも弱くなってるのに、何故かその分やばくなったわね?」


「大丈夫だ、間違ったことには使わないから」



僕がキング以外のオークを全て掃討し終え、皆が待機しているところへと女性達三人を連れて戻ってきた───そして僕を待っていたのがフランの呆れたような言葉である。


『戦闘能力が上がった』と取れば褒め言葉だが、僕のことをよく知らない人物がそう言っているのであれば、それは間違いなく貶し言葉、もしくは恐怖を帯びた言葉なのだろう、


まぁ、僕の仲間達とフラン、桃野や鳳凰院に関しては問題は無いだろうがな。仲間達やこの二人はもちろん、仮にもフランとは共に死線をくぐり抜けたのだ。僕はある程度仲はいいと思っている。



───だが、コイツらのように呆れたような表情を浮かべてない者もいる。



チラリとバレないように視線を移すと、少し離れたところには怯えた様子の白髪褐色にエリザベスさん、アンナさん。ディーンは怯えた様子はないが、思いっきり顔を引き攣らせている為痩せ我慢だろう。

クラウドはよく分からないが、ここからでも良く見える鮮血を見て何か考えている様子だ。まぁあいつの事だからろくな事じゃないだろうけど。


少し予想外だったのが、僕が助けた四人の女性達。彼女らに関しては僕に対して感謝はしても恐怖はしていなかった。命の恩人だからなのか、それとも別の理由なのか。そこまで知ったことではないけれど、少しだけ嬉しく思ったことは確かである。



───けれど、所詮はこの程度なのだろう。



英雄だ、救世主だ。


そう持て囃されて皆の希望を無理矢理押し付けられ、そしてその押し付けた側は何の責任も取りはしない。


何かを救えば「流石は執行者だ」と当たり前とばかりに言われ、僕の噂は拡散する。

何かを救えなければ「何が執行者だ」と貶され、恐らく僕の人気は一気に下がるだろう。


───所詮、僕の噂を聞いて寄ってくるものは、執行者という幻想、理想に憧れて寄ってきたに過ぎない。


そんな外面だけ───結果だけ見て経過を見ないような馬鹿どもと僕は仲良くするつもりは無いし、それが一時期は仲良く出来るかもと思った知人でもそれは例外ではない。



僕はふと、昔日本でなぜ僕が友達を頑なに作ろうとしなかったのか。どうして一人で居続けたのかを思い出して、やはりどこの世界も変わらないのだと実感した。


僕は少し離れている彼らへと視線を向けると、最近は使っていなかった『興味の無い他人』へと向ける仮面を被り直した。




「僕を怖がるなら近寄るな。話しかけるな、気安く触れるな。僕はお前らなんていなくても生きていけるし、お前らも僕がいなくても生きていける。なら、関わる必要性なんて皆無だ」



彼ら彼女らが僕の豹変に目を見開く。

それはフランさえ例外ではなかったが、何故か仲間達と桃野、鳳凰院だけは悲しげな表情を浮かべていた。


きっと彼女達は分かっているのだ───僕がこういう人間だということを。嫌という程に実感して、体感して、その上で僕に関わり続けようとしてくれた僕の数少ない友人たち。


馬鹿でポンコツで、何よりもとち狂ったようなことをしてる奴らだけど、そういう所があるからこそ僕も一緒にいようと思えるんだろうけどね。



と、そんなことを考えていた僕へと横槍が挟まれた。



「まぁ、よく分からないがなんとなく雰囲気と状況は理解したよ。そっちの面々は彼に対して恐怖心を抱いてしまい、もしもその牙が自らへと向いてしまえば......、と考えてブルってるわけだよね? そして君はそのブルってる彼らに対して失望して、その繋がりを切ろうとしてる。そんな感じであってるかな?」



その的確すぎる言葉に視線を向ければ、そこにはフランの仲間であるフルプレートアーマー、サインさんの姿があった───もちろんフルプレートのアーマー君ではない。単に全身甲冑姿なだけだ。


どうやら少し調子が戻ってきたらしく、うんうんと心の中で頷いていた僕ではあったが、どうやら彼女のセリフ───特に『ブルってる』という言葉が許せなかった奴もいたらしい。



「おいアンタ! SSランクだかなんだか知らねぇが、俺たちがコイツを怖がってるなんてふざけたこと言ってんじゃねぇぞ!」


「そ、そうよっ! 私がこのような下賎の民に対して恐怖心を抱いているなんてありえません! 貴女、先ほどの言葉を撤回しなさい!」



サインさんに苦言を呈したのは白髪褐色と金髪ツインテのエリザベス───下賤の民って......、色々と言いたいことはあるが黙っておこう。コイツが貴族なのかは知らないが、これまたかかわり合いになりたくない相手には変わりない。


二人の言葉にため息をつく僕。

すると、どうやら僕と同じタイミングでため息をついた奴がいるらしく、その方向へと視線を向けると───なんとクラウドと目が合った。


───あぁ、コイツ微塵も怖がっちゃいないな。


僕がクラウドが馬鹿だったことを思い出し、クラウドが僕へとなにか言おうとした





───その時だった。






『俺ノ部下達ヲ殺シタノハドコノドイツダァァァァ!?』




野太い、酷く滑舌の悪い声が大音量で響きたわたり、集落の中心の大きめの小屋が跡形もなく木っ端微塵に吹き飛んだ。


───なるほど、暗殺中は大丈夫な気がしていたから気にしていなかったが、超直感は単にカンを鋭くする能力ではあるが、決して事象に介入できるような能力ではない。


それはもちろんオークキングが部下達の虐殺に気づくことや、僕達全員の気配を消すことも例外ではなく、





「ウガァァァァァァァッッ!! ソコカァァァァァッッ!!」




───SSSランクのオークキングが、コイツらの幼稚な気配遮断を見破ることなどわけないことでもあった。




☆☆☆




オークジェネラルよりも一回り大きな体を持ち、普通のオークほど太ってはいないまでも少しぽっちゃりとした体に、その身体と同じサイズの巨大な大剣を持つ、オークの王様。


けれどもその体から発せられる威圧感はその実力を如実に示しており、まず間違いなく僕がひとりで勝てるような相手ではないということが分かってしまう。



「アイギスは聖盾を召喚し次第できる範囲で相手取れ! オリビアは僕と一緒に遊撃を、サインさんはアイギスの手伝いをお願いしたい! あと鳳凰院もアイギスの手伝いを、桃野は後衛でヒーラーだ! ネイルとフランは捕まってた人たちを連れてとっとと逃げろ!」


「「「「「了解ッ!」」」」」



僕からの参戦要請に何故か妙に嬉しそうな顔をしたお馬鹿さん達と、少し悔しそうにしているネイルを傍目に、僕は彼女たちが逃げるのに必要な時間を少しでも作る為ら一つ策を弄することにした───まぁ、策と言えるほど素晴らしいものではないが。


ちなみに『オークキング、喋れたんだね』なんていう無粋な意見は今口にするべきではないだろう。そもそもオークは人型だし声帯も似通っていても不思議はない。



「『氷の大地(スケートリンク)』!」



瞬間、猛スピードでこちらへと駆けてきていたオークキングの足元が一瞬にして凍りつき、急な床の変化にオークキングがまるでスケートリンクに裸足で侵入した子供のように滑ってゆく。


そして少しベクトル変化してやるだけであら不思議、その巨体は僕らとは別方向へと滑ってゆくではありませんか。


オークジェネラルほどオーガっぽさは残っていないためシルエットだけ見ると可愛い感じだ。



───まぁ、顔を見た途端に気持ち悪さへと変換されてしまうと思うけど。



僕はそんなことを考えながらも、懐からスマホを取り出した。

左手で器用にスマホのボタンを押し、耳に当てると数コールの後に通話相手は出てくれたようだ。



『ふむ、マイスイートではないか。一体こんなに夜更けに何の用だ? もしや夜這いの予定でも決め...』



ブツンッ、ピーッ、ピーッ......。


数コールで出た浦町ではあったが、言っていたことが滅茶苦茶だったので即通話を切った───夜更けとか言っていたが今はまだ夕刻前だし、おそらくはオークキングの卑怯な罠か何かだろう。



「さて、それじゃあマックスでも呼...」


「なぜ通話を切ったァァっっ!?」



僕がマックスへと連絡を取ろうとしたところで、少し離れた森の中から浦町とマックスの姿が現れた。

恐らくは先ほどのオークキングの雄叫びを聞いて色々と察したのだろう───察しが良くて何よりだ。



「そんで? お前が俺たちを呼ぶってことはそれなりにやばい相手なんだろ? まさかEXとか言わねぇよな?」


「それなら安心しろマックス。今回は運良くSSSランクだ」


「どっちにしろ運が悪いじゃねぇか馬鹿野郎......」



そう言ってため息をつくマックスは既に魔剣ダーインスレイブを召喚しており、ぷんすかしている浦町も両手に銃を持っているようだ。流石は僕のクランメンバーだけあって状況の悪さは分かっているのだろう。


もしもここでズルが許されるのなら、死神ちゃんがギルドマスターのガルムを呼ぶなんて方法もある。


けれど、死神ちゃんは前に「神々はお前が悪魔を倒せるようになるまで守るつもりだが、俺様が送られてきたからには過度な期待はすんな。俺様が蘇らせてやるから、逝く時は大人しく逝け」とか言ってたので無理だろう。


───ツンデレちゃって可愛い、なんてことは本人の前では言えない。


また、ガルムを呼ぶとなってもここまで来るまでに一時間近くはかかるだろう。それなら僕らで対処した方が余程早い。



「てなわけで今回はここに居る執行機関(ネメシス)の総戦力と、その他の戦力になりそうな奴らで総攻撃を仕掛ける。油断も慢心も、もちろん出し惜しみもするな。最初から全力で、協力して(・・・・)アイツを倒す」



その言葉に浦町が「やっと頼る気になったか」なんて言っていたが、僕はもちろんそれを無視した。


僕は目の前の彼女らを見渡すが反対意見は出てこない。逆に何故か嬉しそうに顔を綻ばせている者がうち半数以上を占めている───コイツらドMか戦闘狂なのだろうか?


僕はそんなことを考えながらも立ち上がる。そろそろオークキングも立ち上がってこちらへと駆けてくる頃だろうし、今の内に戦闘準備だけは万端にしておきたい。



そんなことを考えていると、チラリと視界の隅にディーンたちの姿が映る。


本来ならば霊竜シャープ───つまりは意志を持ったドラゴンを使役できるディーンは十分な戦力として数えられるが、残念ながら彼はその力を未だ扱いきれていない。そのため今のやつは戦力外だ。


ディーンとアンナさんは悔しげに顔を歪め、エリザベスは僕へと怒りの視線を向けている。白髪褐色はなにか考え込んでいる様子で、クラウドは......あれ、あいつどこ行きやがった?



「はぁ......、上には上がいる、ってことだな。ちょいとばかし調子に乗りすぎてた感が満載すぎて、今もう既に黒歴史になりつつある件について......」



その声に視線を向けると、腰に差した一振りの刀を撫でながら前線の面々へと合流しようとしているクラウドが居た。


僕は咄嗟にあの馬鹿を止めようとして───結局止めた。


何故ならば、クラウドにはディーンのような霊器を扱えきれていない様子も伺えない上に、なによりも、その動き方や歩き方を見て僕はとある女性を思い出したからだ。



───スメラギ・オウカ。和の国のお姫様にして、序列四位のニアーズの一員。



あの人の歩いている時の雰囲気と、今のクラウドの動きはとても良く似ていた。

それは同時にクラウドの腕がそれなりに立つことの証明にもなり、少しでもまともな(・・・・)戦力が欲しい僕としては大歓迎せざるを得ない。


僕がクラウドへと視線を向けてため息を吐いていると、どうやらそろそろ豚王のお出ましのようだ。





『キザマラァァァァッッ!! 全員、跡形モナクブッ殺シテヤルッッ!!!』




───すこし遠くの方から、そんな雄叫びが上がった。



ちょっと今のパワーバランスが難しいと思いますので、今登場してる中での学内の大雑把な強さランキングを発表したいと思います。

強い順に、

グレイス→死神ちゃん→スメラギさん→マックス→アイギス→オリビア→ギン(霊器有りフルパワー)→クラウド→黒髪の時代(一部を除く)→ディーン→ギン(チートスキルを幾つか制限)→アンナさんたち

と言う感じです。ギンには頑張ってもらいたいですね。あと地味にスメラギさん強いです。

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【新連載】 史上最弱。 されどその男、最凶につき。 無尽の魔力、大量の召喚獣を従え、とにかく働きたくない主人公が往く。 それは異端極まる異世界英雄譚。 規格外の召喚術士~異世界行っても引きこもりたい~
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