表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/303

奇襲

高橋です、湯船でこれからの事を考えてます。

いやぁ、どうしたもんですかね。

刺激的な経験をさせてもらいましたが、西口さんとの距離は全然縮まりません。物理的に近付いても撃たれますしね。

いやぁ、手詰まりです。

「お兄ちゃん何を悩んでるの?」

「うわぁ!!」

突然制服姿の妹が僕の顔を覗き込んで来ました。

いつの間に浴室に入ってきたんだ?

「このバカ妹!!何しに来たんだ!!」

「何って?お背中を流そうかと思って馳せ参じたんだぞ♪」

「分かったんだぞ♪・・・ってバカ!!馳せ参じんな!!」

もうお分かりでしょうが、ウチの妹はバカなんです。

名前は高橋夏希(たかはしなつき)と言います。

実は夏希と僕は同学年の兄弟でして、僕が四月生まれで夏希が十二月生まれ、しかもこのバカは同じ学校の僕の隣のクラスに居るもんで、このバカの暴走で僕にいつ被害が出るか気が気ではありません。

ん?

「おいバカ妹よ、お前確か僕の隣のクラスだよな。」

「はい、天才兄!!」

コイツの唯一の取り柄は僕に従順な事です。

よし、次の一手はコレで決まりだ。

「妹よ、お前に頼み事があるんだが聞いてくれるか?」

「聞く前から言いましょう。その頼み事やります。」

「ほぉ、成長したな妹よ。」

「そういうお兄ちゃんは成長して無いね。」

おい妹よ。湯船の中にある俺の股をガッカリしながら覗くのをやめろ。

高橋は妹を手下として使う。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ