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未来への扉  作者: 上野 北平
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縷々雅と紫式部の出会い

僕は縄文を後にして平安の地に降り立った。僕はここでまた一週間滞在するかと思うと脱力したが、調査のためだと自分に言い聞かせた。それにしても一昨日自分がいた縄文よりも遥かに町並みが綺麗だ。ここで宮のような所で女の人の静かな笑い声が聞こえてきた。宮中の中に入ると不思議な服を着ながらボールを蹴っていた。けまりだ。さらにこっそりと中を見てみた。僕は前に歴史の本を見たとき平安時代の有名人を知った。それは源氏物語の作者、「紫式部」である。まさに僕の目の前にいるのは式部である。さらに式部が仕えている障子も隣に居る。僕は思わず中へ駆け寄ってしまった。案の定番人が「誰だお前ーー」と大きな声で叫ぶと共に宮の中から藤原為時が「障子ー、どうしたー!?」と叫んだ。為時は障子の父である。僕は十分に隠れることができず、皆に見られてしまった。「なんなんだお前は」と為時が言った。そこで式部が「お待ちくださいお父様。侵入者は私が対処いたしましょう。式部が僕の元へ駆け寄った。「貴方はどちら様?」

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