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第三章四話 春咲先生Ⅱ
放心状態を経験したのは、人生で初めてだったと思う。
だって、え?
春咲先生が敵?
なら昨日愛ちゃんとまいちゃんを誘拐したのも・・・。
「昨日あなたたちを襲ったのは私の部下よ。本当はあなたが欲しかったんだけど間違えちゃったみたい。」
そういって内ポケットから取り出したのは、杖。
その杖を私に向けてきた。
その瞬間、
「うっ」
いきなり頭を殴られたような感覚に襲われた。
「友美ちゃん!」
後少しで床に頭を打ち付ける寸前で私は祥子ちゃんに助けられた。
「あら、これで倒れないとは諦めが悪いようですね。
しかし、次が最後だから。」
そう言って、春咲先生は呪文らしきものを唱え出しました。
そして足元には魔方陣が。
「バイバイ。西野木さん。」
春咲先生は私に向かって杖を振り落とした。
私は死んだと思い目をつぶった。
その後、おそるおそる目を開けると、
「えっ?」




