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おほほですわ  作者: トモットモ


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第一章 お嬢様学園に潜入せよ!

 ワンは学院内を縦横無尽に駆け回る。常人には目に追えないスピードで柱の陰に忍び込んだ。さっとスマホで学院内のマップを開く。

「このルートを使うか」

 ワンは風を置いてけぼりにするくらいの俊敏さで動く。すると――

「おーーーーーーほっほっほ!」

 いた。ターゲット確認。ご学友だろうか、3人横に並ぶ中、真ん中に位置して高らかに声を上げるお嬢様。

「高飛車瑚……」

 車瑚は、デコ団扇とデコ扇子をババッ! と口元に引き寄せる。

「私にかかれば、空を飛ぶことなど余裕のよっちゃんなのですわ~~!」

「さすがですわ~~!」

 右隣にいるお嬢様がウンウンと頷く。

「私にかかれば、あのような輩などけちょんけちょんなのですわ~~!」

「一網打尽でしたわ~~!」

 左隣にいるお嬢様がキラキラと目を輝かせる。

 一網打尽だと? ワンは末恐ろしいと思った。これは早急に対処する必要がある。しかし……。

「高飛様。本日の授業は小テストがございますのよ」

「おーーほっほっほ! 造作もないですわ~~!」

「高飛様。ここの近くに新しいスイーツのお店がございますわ~~」

「おーーほっほっほ! お目が高くてよろしくてよ。早速チェックですわ~~!」

 お嬢様たちはスマホ操作したり、あちこち指差したりしてきゃぴきゃぴしている。いい光景だ。

「…………」

 そんなお嬢様たちの様子を冷静に観察するワン。

 やがてポツリと一言零す。

「隙がないな」

 ワンは戦慄していた。こんな経験は久方ぶりだった。

 ワンの作戦としてはターゲットに気付かれずに接近して、異能力だけを回収して、何事もなくその場を後にするつもりだったが……。

「何だ……この、凄まじい程の索敵スキルは」

 面白い。ニヤリと小さく、ワンは笑った。

「ならば、正面突破するまでだ」

 シンプルでいい。ワンは、そのままお嬢様たちの尾行を続けた。

高飛車瑚ちゃん登場ですわ~、おーほっほっほ! 次回に続きます。

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