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詩集/日々  作者:
91/200

墓標

その墓の下に、あなたがいないのであれば、

空を見渡してもいないのであれば、

あなたの生家にもいないのであれば、

想いでのバスの待合室にもいないのであれば、

憧れの舞台劇場の、三列目、真ん中の席にもいないのであれば、


どうして、届ければいいでしょう。

二人見上げた11月22日の空も、

訪れたお互いの小さな六畳間も、

待合室のノートに刻んだ、小さな日付も、

憧れの劇場の、最後の舞台公演も、


話せてはいないのに、伝えきれてもいないのに、

心に浮かぶあなたは、いつだって、すべて知っているかのように、少し呆れて笑っているのです。



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