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詩集/日々  作者:
90/200

雪下

太陽がお隠れになって、白い幕が世界を閉ざして、凍える寒さが人を嫌って。

灯に人は縋って。暖かさは奪われあって。カロリーだっていきわたりはしなくて。

ときには人が薪になって。薪ではなくとも値段がついて。

ここは地獄と誰かが言って。地獄がマシだと誰かが笑って。


王様たちは天には勝てず。生き物たちは氷に勝てず。

疲れて身を寄せ合ったら、少しだけ長生きができて。

しかして世界はやっぱりどうにも冷たくて。

詩をいくつか遺したのち、

最後の青年も、微睡みながら死んだのです。

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