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詩集/日々  作者:
80/200

窓際の花瓶

活ける花束。瑞々しき赤桃黄色の花束の、命は三日。

静謐なガラス瓶の中に命の輝く。吸い上げる水の甘さは今は清く。しかし、次第に濁っていって。

摘み上げた彩は華々しく、絵画じみて小さな丸テーブルの上で窓際の木目調に調和して。しかしそっけないほど広い廊下に息吹を持ち込むその花瓶の、期限は三日。

見る者の息を和ませ、流れる空気に、新鮮な小さな吐息を混ぜ込んで。つつましくも花弁を開き、献身的に茎を屹立させ、窓際の陽光を酸素に変えるとしても。

萎れるまでの期限は三日。背を曲げ、くたびれ、窓際の調和を乱すまでの、期限は三日。

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