表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
詩集/日々  作者:
78/200

辞書

辞書を開かなくなったのは、

多くの言葉を知ってしまった、と思ったからであり、

日常、目にする言葉の中に、推測すらできない難儀なものが見えなくなったからであり、

あるいは、平易な言葉が目にするいたるところにはびこってしまったからであり、

日常、難儀な抒情的文学を開かなくなったからであり、

あるいは、たまに開いた時ですら、おおよそ積年眺めてきた文字の記憶から、おおよそ読み取れる気がしたからであり、


言葉の海に、さしも潜らずとも、息はでき、物は食え。

未知の言葉に出会わずとも、会話はでき、日々はつつがない。


辞書を開かなくなったのは、

日常の鈍化、あるいは退化。


辞書を開かなくなったのは、

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ