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詩集/日々  作者:
77/200

哀悼

総じて、それは死に化粧のように。静謐な雪の降る日であって。

田舎町のコンクリート塀の前に霊柩車が止まれば、やけにあの世との距離が近く感じられて。

よくもまあこんなに冷えるものだと、吹雪くでもない粉雪の冷たさに灰色の雲を見上げあきれて。

そういえばあなたは寒さにつよかった。と何はなく思い出して、雪の下の傘の皺ばった白い手を思い出して。

とはいえ柩の中は寒くはないかと、絹の白布の薄さを思い返して。

最後握ったあなたの手の冷たさは、しかして思い出の中の雪のように暖かかったのだと、想い焦がれる。


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