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詩集/日々  作者:
76/200

ある剣士の旅

剣は錆びれど、旅は続く。

当てどはなくとも、この命がある限り。

昨日月が越えていった丘を今日越えて。昨日太陽が見下ろした山を今日踏み入って。

蛍に誘われ川に踏み入り、オオカミに会釈して谷を渡り。岩肌の冷たさに身を縮ませ。洞穴の温かさに目を瞑る。放浪は続く。剣は錆びれど、斬るべきもの、今の世に少なく。ただ、帰るべきところも無い身、あてどなく。

月に剣を掲げては、

「世界のすべてを見てやるんだ」

と、豪語していた君の言葉を思い出しては、また月を見上げ、丸い月を見上げ、どこまで来たのかと極北星の方を振り返る。

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