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詩集/日々  作者:
67/200

カラスたちは身を寄せ合っては、電線の上で暖を取る。

夜風靡く。冬の月。天は高く、澄み切って熱はなく。


カラスたちは身を寄せ合っては、眼下、人の頭を見下ろす。誰もかれも、手はポケットの中にあった。何かを捨てることは無いようだ。食い物への足掛かりも無いようだ。


ゴミ捨て場にはきっちりと締められた固結び。その上から緑のネットが駆けられており。

かすかな腐臭だけが誘うようにくゆる。それを嗅ぎつけられる禽獣の鼻。しかしてありつけることはないようだ。


カラスたちは身を寄せ合っては、電線の上で暖を取っていたが、一斉に飛び去った。

高い空ほどより寒く。


離れないよう翼を並べては、ねぐらへと帰る。

低い裏山の、枯れてしまった大ケヤキ。

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