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詩集/日々  作者:
58/200

風、奔る

浮きたつ風は滞りなく。

砂塵をさらっては海岸を征く。

海に倣っては揺蕩って。

鳥を真似しては我先にと。


流れゆく風は滞りなく。

道草を靡かせては香りをさらい。

海面を撫ぜては潮をさらい。

錆びた自転車の車輪の隙間を通り抜けては、悠然と。


風、奔る。

とめどなく、浪々と。口笛を吹くように、あるいは上を向いて笑うように。


風、奔る。

あてどなく、方々と。突き抜けるように、びゅうびゅうと。


その風が髪を靡かせた、のは。

栗色の瞳をした、その子であり。


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