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詩集/日々  作者:
27/200

白黒蹴球

鳴動する。鳴動する。アディショナルタイムの果ての笛まで。

棘一つない青芝の上で命を賭ける。振り絞った心臓の拍動が血流を押し出し、筋肉を押し出し、ボールを蹴りだす。すべてはゴールラインの一歩先へ。


二足獣たちは躍動する。汗と風だけを置き去りにして。溶岩のような体をぶつけあって、火花を背負って、敵陣を食い破る。

獣の群れは幾何学を描き、狡猾の網が二つ絡み合う。盤上を白と黒が廻る。目まぐるしく。回路上の電子のように。生み出された電流が、コート上を、観客席を貫いては閃光を起こす。


吠えたてろ。強者は俺達であると。賢者は己たちであると。


二十二の脳が、四十四の肢肢(しし)が、魂を鳴動させる。

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