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詩集/日々  作者:
20/200

しとど、しとど

さようなら、と交わすのは何より簡単で。

けれどこの雨の日、ひとり傘を差しながら君のもとへ向かうのが、何より難しい。

この夜の寒さに、体温の高い君のもとへ向かうのが、何より難しい。


しとど、しとど、傘の上で雨が躍る。


仕事終わり、疲れた体と、夜のおちゃらけたネオンは何にも釣り合っていなくて。

河沿いの道の向こう、並んだ煙突は今日も飽きずに煙を吐き続ける。


君は待つ、君は待つ、あの日の店で。



家の中のもの、どうしようか。

風呂場の掃除、どっちがしようか。


さようならと交わすのは、何より簡単で。

しとど、しとど、雨は降って。

涙を呑むのが、何より難しい。




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