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詩集/日々  作者:
19/200

船の上

鴎揺蕩う、空の海。風の波を翼に捉え、菱形十字に群れをなして。

マアジ羽ばたく、海の空。重くのっそりの波風をヒレに受け、隆線、龍のような列をなして。


人の眺める、船の上。ゆらめく水面の境界は近くてとおい。四肢は重く、風と波はつかめない。頬に風を、鼻に(うしお)を捉え、ほうと息を吐くばかり。


光のじゃれる、ゆらめく水面。きらきらと波の卵に砕けて散っては、跳ね渡るように、また別の波卵(なみたまご)の頭へ、頭へ。


人の腰おろす、船の上。飛び跳ねるには躰は重く、ただ船に身を預けるばかり。

船は漂うばかり。

漂うばっかり。

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