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レモネード
秋空の訪れに、檸檬の香りを思い出します。
アメリカの昔の漫画で見た、街角のレモネード屋。
露店の人気者に、あこがれていた君を思い出します。
秋だというのに、麦わら帽子を持ってきて。
涼やかな風が吹くというのに、なお涼やかなレモネード。
気張って持ってきたガラスのピッチ。綺麗な輪切りは、きっとお母さんの力添えがあったのでしょう。
砂糖を入れすぎた甘々酸っぱさの味付けは、私たちの舌に合っていたのでした。
今となってもチルに洒落たカフェをやっているというので、
存外、無邪気のパワーとは凄まじいものだと思います。
近々、レモネードを頼みに行きます。




