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詩集/日々  作者:
10/200

うだつのあがらない翼が生えている。翔べない俺。

翔べないので仕舞っている、無地ダウンの下。

案外みんなにも生えているのだろうか、隠された翼。みんな同じ、だれもが飛べない翼を隠し持っている。学ランの下、キャミの下、スーツの下。


低気圧の日、雲は近い。手を伸ばせば届きそうなのに、羽を伸ばしたって届かない気がする、午前11時、交差点。


チャリに乗った買い物のおばちゃん、巡回中のおまわりさん、デリバリードライバー。


目まぐるしい交差点の中、みんながみんな巡っている。人と街を。まるで助走をつけるみたいに。


俺は。俺は?


走り出した。目的地もなく。

風を受け、羽の一つでもはためけと。

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