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声劇用台本(一人用) タイトル、帰らずの森

タイトル・帰らずの森


「ふぅ…よし行こう」


息を整え私はいつもの猟り場から離れ森へ視線を向ける、

半年ほど前からこの森にゴブリンが出るようになった。ゴブリンは私たち人間よりも巨体で、鋭い爪や骨も砕きそうなキバは遠くから見た私も震えた

調査のために何人も森へ行ったが、帰っては来なかった。そんな森へ装備を確認しつつ足を踏み入れた。

 



「ハハハ…嘘」


乾いた笑いしか出ない私はその場に腰をおろした

周りには、ゆうに30匹はいるゴブリン……それと調査に行った人々が*一緒に生活していた*

そうゴブリンたちは人間に友好的であり狩りでの食事はほとんどしないという、それは目の前に出された料理や果物から想像がついた

 一人の比較的小さなゴブリンが私に近寄る、手には花で作られた花冠(はなかんむり)、どうやら私にプレゼントしてくれるらしく、おどおどと差し出してくれた


「これは帰りたくても帰れないな」


そう呟きながら花冠を受け取り料理を頂くことにした。


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