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ミクロな世界の女子大生  作者: やまとりさとよ
第二章 ミクロな世界の生き方

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57 鑑定さん意志を持つ(定期)


考えろ。


私は戦闘力でMPでも防御力でもあの化け物よりも劣ってる。

唯一残る私のスキルだけど、私はこのスキルの使い方さえもよくわかってない。

っとなると、奴に対抗できる方法はやっぱこいつしかない。


「洗脳」。

私はこのスキル欄に鎮座してるこのスキルを見つめ、鑑定を行使する。


{洗脳

バクテリア種固有スキル


・寄生主となる個体の脳内に侵入する事が起動条件となる。

・使用することにより、寄生主のスキル、思考、HP、МP、SP、を乗っ取る。

・寄生することにより、寄生主の記憶をコピー可能。

・記憶のコピーはレベルによって変化する。Lv.l 10 の場合、1%


特記事項:格上の相手の洗脳によって即死、または永久に自我を失う。}


これしかない。

ウイルスは凶化を使って手に入れた大量のチートスキルによって己の戦力を強化した。

でも、ウイルスが手に入れたチートスキルは私にはない。


…で、そんな私の手に残る唯一残るスキルがこの原点にして最悪のチートスキル、「洗脳」ってわけだ。


でもなー。

こいつには到底いやすことはできなそうないくつかのトラウマがあるんだよなー。

このスキルには、説明欄を見てもらえばわかるかもしれないけど、寄生した宿主の固有スキルやステータスを乗っ取って使えるようになるっていうメリットの代わりに、生物的なのか何なのか基準はわからないけど、格上の個体にこのスキルを行使すると即死または脳死の可能性があるっていうかなりヤバ目なデメリットがついて回ってる。


以前私がこのデメリットの存在を知らずにその当時格上の存在だったクマムシに洗脳をかけて、大体二か月の間意識を失ってあの化け物みたいに敵味方関係なく殺して回るような獣に成り下がっていた。

今現在、味方は全滅してるし、完全な詰み状態でこのスキルを使ってかなきゃ百パーセント助かる道はないってことはわかっていてもこのスキルを使うにはまだ人間的な部分が邪魔をしてくる。


でもこれを使ってかなきゃマジのほうで死ぬことになるんだし、うーん。


はあ。


やるっきゃないのか。


いざ、突g…


{ゾンビ生成

バクテリア種固有スキル


・ある特定の個体に行動阻害を付与する。

・オリジナルからの思考受信による筋肉、神経操作を行う。

・行動阻害を付与した個体に自我破綻を植え付ける。

・付与可能な個体の数はレベルによって変化する。Lv.l 1 の場合、「分裂」限界量の 1%。


特記事項:このスキルのみではゾンビ操作不可。}


{ゾンビ操作

バクテリア種固有スキル


・オリジナル脳内電気信号ソースからのタグ付け、受信を行う。

・「ゾンビ生成」で付与された筋肉、神経操作に受信情報を流し、操作する。


特記事項:「洗脳」ほどの操作性はない}


私が覚悟を決めて決死のダイブでクマムシに乗り込もうとしてた時、偶然か否か突然オート君がゾンビ関連スキルの鑑定結果を提示してくれた。


おおおお!!

なるほど!

これなら洗脳のデメリットなしにあいてをあやつれるってわけか!

何というベストタイミング!


…ベストタイミングなんだけどさ。

オート君、最近なんか自我を持ち始めてない?

いや、別にオート君自体が進化してくれるのは一向にかまわないんだけどね?

あの、生粋のウルトラスーパーデラックスヒキニート陰険準一級コミュ障DXの称号持ちの私としては、もしラノベとかでよくある鑑定系のスキルが擬人化してハーレム化するって感じでもしオート君が女体化なんかして、


{はい!どうも!みんな大好きオートちゃんです!ご主人様、私と一緒に頑張りましょうね♡}


みたいな感じになったら私、


「あ、はい、そうです…か。そう、ですね。はい。」


って感じで自分のコミュ障スキルを全開に発動させなが

ら、心の中で大号泣するよ?

吐きながらむせび泣くよ?


え?

分体?

うん。

分体、ね。

いつかきっと会いたいね。

あいつらにも。

一応あんなでも私自身なわけだし。

あれ程話しやすい相手はいなかったと自覚できるね。

今頃になってわかるあいつらのありがたさ。

何時か復活させてあげよう。


でもいまは、取り敢えずこの状態から抜け出してかないとね。

うし。

二度目の反撃の時間だ!


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