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ミクロな世界の女子大生  作者: やまとりさとよ
第二章 ミクロな世界の生き方

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56 勝てるわきゃねーでしょ

前回のあらすじ


ウイルスが主人公覚醒した!

そしたらなんか起こった!

ファイエル。

そう私は言ったはずだった。

そして、この馬鹿げた掛け声と同時に私の持つ現状最強の魔法、土槍が放たれ、目の前の化け物を塵も残さず消し飛ばすはずだった。

しかし、その現実は訪れることなく、言葉は何処へも届かないまま、虚しく無限の空間に反響するだけだった。


何故?

理解し難い現実だった。理解したく無い現実だった。

瞬間、応答スキルの{分体が 200 体死亡しました。}という無機質な音声と、1600000 体からくる視覚情報が失われた事に気づくまでは。

思考加速と高速演算スキルがこの状況の答えを導き出すのに、一コンマ秒もかからなかった。


それすなわち。

進化途中の分体 200 体が、殺された。




な!

オリジナルとなる私の分体が殺されたせいでその分体である 160 万体の私の分体ちゃん体が消滅していくのを見て、私は必死に考えを巡らせた。

クマムシや、その他のポイズンとかは、さっきの殺戮の時間でほぼ全部殺処分した。

その残りも今や目の前にいるこの化け物ただ一体のみ。

しかも、周囲に敵影が確認できないのも消える直前までの分体からの視覚情報で確認している。


あんな状況じゃ私の分体を侵害する暇なんてなかったはずだ。


じゃあ一体何が殺した!?

あまりに不可解な出来事に、思わず進化途中の分体がいたところを振り返る。


其処には、ばらばらに四散した分体の欠片と、私に向けて攻撃魔法を放たんと、眩しいほどに全身を輝かせた化け物が居た。


あまりに理不尽なその光景に、私は思考を停止させた。



チュン


いかにもな擬音と共に放たれる超速の光魔法による熱光線。


その不可避の攻撃は私の前身をまっすぐ捉え、私の体は瞬時に蒸発する…


んなわけあるか!


どりゃっせい!


回避!!!!!


瞬時に身をひねり、攻撃範囲から脱出する。


太光は私の真横を掠めて通って行った。


頭を振る。

ハァ。

ダメだ。

こんなところで諦めてちゃいけない。

この世界に生まれた時の私は、右も左もわからないどころか体一つ、五体も満足に動かせないような状況で圧倒的な絶望感の中生き残れたんだ。

今はあれから一か月経って、周りには敵、味方は全滅って状態だけど、まだあの時よりは恵まれてる。

考えろ。

絶対に何かこの状況を打破する方法があるはずだ。

考えろ。

考えて考えて考えて、生き残れ。



気分を入れ替えて、この状況を打ち破るために頭をフル回転させる。


思考が加速し、世界の時間の流れが鈍化していく。


うん。

いい感じに思考加速スキルが役に立ってきてるね。

改めてみるとすごい進化したわ。


…先ずは状況確認から。

オート君。

あのクマムシはどっから降ってわいたかわかる?


{クローンが全滅する瞬間、ウイルス種固有スキル「超分裂 lv.l 5」の発動を確認しました。}


{超分裂

ウイルス種固有スキル


・オリジナルとなる個体のクローンを生成可能。

・分裂し、できた分体は、ウイルス種固有スキル「自我植樹」により自我を植え付けること

が可能。

・分体の数は、レベルによって変化する。Lv.l 5 の場合、250000 体生成可能。

・分体の熟練度が一定に達し、得たスキルはオリジナルにも還元される。

・分体はウイルス種固有スキル「分体操作」で操作可能。

・ウイルス種固有スキル「洗脳」を行使した宿主を分裂させる。


特記事項:無し。}


おいおい。

マジかよ。

ノーコストで宿主ごと増殖可能とかただのチートですか?

いや、実際チートスキルなんだけども。

はは。

勝てる気がしねー。


さてと。

どうしようか?


困ったね。

えーはい。


お久しぶりです(土下座)


テストがですね。

終わりまして。

やっっっっっっっと自由になれましたので。

また出来るだけ毎日頑張ります

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