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ミクロな世界の女子大生  作者: やまとりさとよ
第二章 ミクロな世界の生き方

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51/550

46 gdgd検証

じゃ、次は氷魔法と火魔法かな。


{氷魔法

通常スキル


・使用者周辺の氷を操作する権限を与える。

・使用できる魔法はレベルによって変化する。

Lv.1:操氷


特記事項:消費МP はレベルによって変化する。}


{火魔法

通常スキル


・使用者周辺の土を操作する権限を与える。

・使用できる魔法はレベルによって変化する。

Lv.1:操火


特記事項:消費МP はレベルによって変化する。}


うん。

レベルアップはやっぱりなさそうだね。

私のレベルアップでレベルが上がってくれることを願ってたけど、そんな都合のいいことは起こりませんかねー。やっぱり。


じゃ、試してみましょうか。


操氷!

…何も起きんね。


操火!

…何も起きなかったりしてんね。


…まあ、予想はしてたけどさ。

これもきっと土魔法と同じく創氷とか創火とかを覚えないといけないんでしょう。

一回後で鑑定結果の洗い直しとオート君への質問大会でもしましょうかね。

じゃあ次―。


…。


思考加速とか演算処理系統は、普段から視覚集中とかで常時使ってるからいいとして…っていつの間にかレベル上がってんねー。


まあ、常時使ってたらそのくらいにはなるわな。

ほぼ放置だけど。

通りで分体からの映像が最近滑らかになってたわけだ。


で、こいつらがいいとすると次は…。

{視覚大強化

希少スキル


・視覚の光域観測領域を拡張する。

・視覚の拡大範囲の拡張を行う。

・光域観測領域の拡大範囲の拡張率はレベルによって変化する。Lv.3 の場合、9%


特記事項:なし。}


これかな。

これは私が暴走したときにいつの間にか獲得してたスキルだね。

ただ、勝手に獲得して勝手に進化してたスキルだから正直詳しいことは全くわからないのよねー。


先ずは文字から考えてみよう。

一つ目。「光域観測領域拡張」。


どういう意味だろ。

漢字から察するに、光を感じる場所を広げるってスキルぽいよね。

暗視的な?


で、二つ目。「視覚の拡大範囲の拡張」。

これは…。

マジで意味が分からん。

視覚の拡大範囲の拡張っていうからにはズームアップ的な能力か?


何はともあれ百聞は一見にしかずというし。

取り敢えずやってみますか。


{ルンターレッサーバクテリアからの要請を受け取りました。スキル「視覚大強化 lv.l 3」

を起動しますか?

―yes

―no}


Yes。

…。

……。

………?

ん?

これスキル起動してる?

いや、yes を押したんだから起動はしてるんだろうけどさ。

パッと見に全く変化がない。


違和感としてはいつもの白がまぶしく見えるってくらいかな?

あー。でもあれか。

もしかして私がバクテリアだからいけないのか。

目からくる情報をスキルを通して脳が認識できてないみたいな。


そんなところかな?

ま、放置安定ですかね。


…。


次は、呪怨、憎悪、悟、呪、怒のこいつらかなあ…。


このスキルたち、普通のスキルと違って特記事項に書かれてることが毎回おっかないんだよねー。


自我破綻とか、精神破壊とか。

記憶消失に至ってはもはや喪失じゃないんだよねー。

喪失じゃなくて、消失。

完っ全にぶち壊れちゃってますがな。


まあそんなえげつないデメリットがないのは、この中では呪と悟くらいかな?

呪に関しては説明文を見る限りだと土魔法とか火魔法とかの魔法系スキルと似たような感じの仕様っぽいね。


ま、中身は呪繭とか膿喰とかこれまたずいぶんと厨二病臭い文字の羅列だらけだけどね。

でも、これは「敵対する個体」って奴が今現状はいないから今回はなしかな。

と、いうことは結果的に残るのは一つだけ。


悟。

これをやっていきますか!



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