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ミクロな世界の女子大生  作者: やまとりさとよ
第八章 ミクロな世界の侵略

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332 ゴリ押し


{「極洸魔法Lv.10」を発動しました。}


私の手の中で発動したそれは、鎌に含まれる過剰なエネルギーの臨界点を超える分に十分な魔力が込められていた。


砕け散る鎌。


柄を持ったまま体勢を崩すCode.6の横っ面に回し蹴りが炸裂する。


音すらも鳴らず、ある結果はベクトルを吸い尽くされた私の足がCode.6の頬で止まるのみ。


いきなり勢いを失った脚部に引っ張られて若干体幹がズレる。


{「獄冰魔法Lv.10」の発動を確認しました。}


空中で落下しそうになった私の顔面に向けて地面から突き上がる氷の柱。


{「煉獄魔法Lv.10」を発動しました。}


寸前、眼前に展開した地雷型の魔法が爆裂し、私の体を凍り付かせる以前にCode.6から距離が離れる。


{「大地魔法Lv.10」が発動しました。}


{「獄雷魔法Lv.10」の発動を確認しました。}


地面が断絶し、浮き上がった分の体積が津波となってCode.6に押し寄せる。


が、それはCode.6が纏った雷電に触れた先からその途方もない熱量に蒸発していった。


「ふんっ」


Code.6が手を振り抜くと、その手先から弾けた雷が私とその地面を丸ごと切り裂く。


「チッ」


{「暗黒魔法Lv.8」を発動しました。}


もれなく回復不可が付与された脚部を闇にて焼き尽くしながら回復する。


{「獄洸魔法Lv.10」の発動を確認しました。}

{「変異Lv.10」を発動しました。}

{「触手超推進Lv.10」を発動しました。}

{「猛毒刃Lv.10」を発動しました。}



その間に目の前まで跳躍してきていたCode.6の掴みを寸前で回避しながら触手を回してその腕に毒刃を突き出した。


ギョッとした様子でその触手を回避するCode.6。


意識がそれたその一瞬に触手推進にてまた距離を取った。


戦況が膠着する。


Code.6が訝しげに問うてきた。


「エネルギー不足でしょうか?先ほどから小手先の戦術が多いご様子。」


「省エネ政策だね。飽和の時代はもう随分前に終わったんだわ。」


「物量で押すのが最強と言ったのはお母様ではありませんか?」


「そうだよ?」


「では、私に勝ちを譲ってくださるということですね。」


「うんにゃ?」


「…そうですか。」


{「獄闇魔法Lv.10」の発動を確認しました。}

{「獄冰魔法Lv.10」の発動を確認しました。}

{「獄洸魔法Lv.10」の発動を確認しました。}

{「獄嵐魔法Lv.10」の発動を確認しました。}

{「獄地魔法Lv.10」の発動を確認しました。}

{「獄雷魔法Lv.10」の発動を確認しました。}

{「獄炎魔法Lv.10」の発動を確認しました。}

{「獄闇魔法Lv.10」の発動を確認しました。}

{「獄闇魔法Lv.10」の発動を確認しました。}

{「獄冰魔法Lv.10」の発動を確認しました。}

{「獄洸魔法Lv.10」の発動を確認しました。}

{「獄嵐魔法Lv.10」の発動を確認しました。}

{「獄地魔法Lv.10」の発動を確認しました。}

{「獄雷魔法Lv.10」の発動を確認しました。}

{「獄闇魔法Lv.10」の発動を確認しました。}

{「獄冰魔法Lv.10」の発動を確認しました。}

{「獄洸魔法Lv.10」の発動を確認しました。}

{「獄嵐魔法Lv.10」の発動を確認しました。}

{「獄地魔法Lv.10」の発動を確認しました。}

{「獄雷魔法Lv.10」の発動を確認しました。}

{「獄炎魔法Lv.10」の発動を確認しました。}

{「獄炎魔法Lv.10」の発動を確認しました。}

{「獄冰魔法Lv.10」の発動を確認しました。}

{「獄洸魔法Lv.10」の発動を確認しました。}

{「獄嵐魔法Lv.10」の発動を確認しました。}

{「獄地魔法Lv.10」の発動を確認しました。}

{「獄雷魔法Lv.10」の発動を確認しました。}

{「獄炎魔法Lv.10」の発動を確認しました。}

{「獄闇魔法Lv.10」の発動を確認しました。}

{「獄冰魔法Lv.10」の発動を確認しました。}

{「獄洸魔法Lv.10」の発動を確認しました。}

{「獄嵐魔法Lv.10」の発動を確認しました。}

{「獄地魔法Lv.10」の発動を確認しました。}

{「獄雷魔法Lv.10」の発動を確認しました。}

{「獄炎魔法Lv.10」の発動を確認しました。}


「それでは、お母様のお教えを試してみるとしましょう。」


Code.6が手を掲げると、眩いほどの魔法陣が展開される。


Code.6の権能を受け、より多くのエネルギーを込められるようになったそれは妃奈と激突した時の比じゃない。


「解釈の差だね。」


{「土魔法Lv.1」を起動しました。}


私の手の中に現れた小さな魔法陣を見て、顔を顰めるCode.6。


「これだって立派なゴリ押しと言える。」


「お母様のお教えをもっと聞いておくべきだったのかもしれません。」


悲しげにCode.6が言うと、魔力の充填がされ切った魔法陣がより一層輝く。


最低最悪の呪術に誕生した邪神たちが這い出し、目の前の対象を焼き尽くさんと舌なめずりをした瞬間。


魔力の顕現に世界が震え、全てが現実性を吸い尽くされようとする寸前。


{「土魔法Lv.1」を発動しました。}


それらは全て天から飛来した真っ平な地球に激突して爆散した。





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