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ミクロな世界の女子大生  作者: やまとりさとよ
第八章 ミクロな世界の侵略

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Code.5 (2)

怒涛の15/30連投


傀儡殿はその秘匿性と危険性でそうそう人間が入り込むことはねぇ。


魔王城みてぇにわざわざレベル毎の階層を用意して攻略側に忖度した設計にしてるわけじゃねぇから、傀儡殿には1階層から龍を配置してる。


魔物に関しても、次元的に接続してある1階層の龍に怯えて近辺には寄りつかねぇ。


こうまで隔離した生活をしてても俺にはCode.5がある。


魂の操作の権能。


このシステム内で唯一俺はSPの分与、統合、吸収ができる。


そういう訳で俺の世界には基本的に俺以外いない。


この間の増井はイレギュラーだったが、それでもそんな異常事態が起こる事はここ1000年全くなかった。


全くなかった…筈だったんだがな。


傀儡殿第5層。


この間増井に殺された後SPを補填して復活させた雷龍の場所。


そこに得体のしれねぇ何かが居る。


人間でも、魔物でも、天使でもねぇ何かが。


1から4層までの龍は皆殺しにされた。


雷龍も…この調子じゃそう長くは持ちそうにねぇ。


{分与プロセスを開始します。}


ダンジョン内に構築した術式を展開する。


若干SPが消費されたが、たいした量じゃねぇ。


俺は獄閻魔法シリーズを使えねぇが、獄誘の効果は自力で再現できる。


術式に流れ込んだSPが経験値に適合し、新たな肉体に変換される。


肉体の強さはこのシステムの中じゃ基本的にSP由来だ。


5層までの龍を復活させるには足りねぇが、足りない質は量でカバーすりゃ良い。


{適合が完了しました。}


システムメッセージが龍種の復活を告げる。


{炎龍 ガエン

地龍 リュグナ

冰龍 ルピナ


ジ・アバック×2

サラム・ダムン ×2

ラグドーン


グレーターファイアードラゴン ×4

グレーターサンダードラゴン ×6

グレーターダークドラゴン ×2

グレーターアイスドラゴン ×8


ファイアースモールドラゴン ×86

サンダースモールドラゴン ×79

ブラックダークドラゴン ×60

アイススモールドラゴン ×92

ウィンドスモールドラゴン ×69

サンドスモールドラゴン ×97

ポイズンスモールドラゴン ×29


の生成に成功しました。}



生成された端から5層に送り込む。


上位龍とネームド龍も生成に成功してる。


時間稼ぎにはなるだろう。


その間にこの“何か”の正体を突き止めねぇと…。


そうして侵入者を確認しようとオペレートシステムを起動しようとした時。


激震。


っ!


調度品が落下し、床が裂ける。


5層とダンジョンマスター部屋の次元は隔離されてる筈だろ!?


物理的な接続点がねぇなら影響がここまで来ることなんてありえねぇ!


ギリギリで起動したオペレートシステムが5層の様子を映し出す。


「…喰ってる?」


思わず呟く。


5層の様子は酷い有様だった。


尋常じゃねぇ爆発でも起こったのか、ある一点を中心にクレーターができあがってやがる。


送り込んだ龍たちはほとんど原型を保ってねぇ。


唯一残ってるのは侵略者らしき存在。


だがうまく認識ができねぇ。


唯一わかるのは何か黒い触手みてぇなのが龍たちの残骸をそこらじゅうから回収して本体に取り込む様だけ。


何だ?


何をしてやがる?


気配からわかってたが、やはりこいつは魔物なんかじゃねぇ。


そんな高尚なもんじゃ無く、何か、もっと原始的なもんだ。


例えるなら、ある種概念みてぇな…。


と、ここで急に侵略者が動きを止めやがった。


次は何だ?


爆震。


さっきよりもデケェ。


ダンジョンマスター室それ自体が振られているような感覚。


舞う土煙。


スパークが走った。


…やられた。


気配でわかる。


ダンジョンマスター室の一角。


空間がそこで唐突に途切れた。


…入られたか。


ぬるり。と。


相変わらずその実体がいまいち捉えきれねぇ。


だが、明らかに侵略者がダンジョンマスター室に入って来たのを認識した。


「ここは立ち入り禁止なんだがな?」


「…◯◇◁◯◯…〇〇s◁◯〇…sas◯〇…ササ◁◯〇…ササ◁◯ロ…ササゲ◁◯ロ…捧ゲロ◯…捧げろ…捧げろ捧げろ捧げろ捧げろ捧げろ捧げろ捧げろ捧げろ捧げろ捧げろ捧げろ捧げろ捧げろ捧げろ捧げろ捧げろ」


「わざわざ日本語でどうも。」


侵略者の触手が空間の裂け目から飛び出す。


ダンジョンマスター室が二つに裂けた。


山:折り返しだぁあああああああ

ア:サボったら殴ります。

山:ああああああああ

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