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ミクロな世界の女子大生  作者: やまとりさとよ
第二章 ミクロな世界の生き方

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36 見える…見えるぞぉ…っ!

ハッピーバースデー記念

ちょっと考えてみた。


それで、分体は確か私のクローンなわけだよ。


例えば、私の直接的なクローン 200 体をクローン a として、クローン a 以下の分体をクローン b とする。


このことを踏まえて今現状のことを説明すると、今私はクローン b から入ってくる視覚情報をクローン a を介さず分裂スキルの権限で直接私の頭に流し込んでもらっている。


これに何のメリットがあるのかというと、こうすることによってただのバクテリアであるクローン a が脳内処理で情報伝達間のラグが生まれたり、ダメージを受けることはなくなる。

しかも処理をしていないからきれいなまま私に視覚情報が入ってくる。


ただ、デメリットとしてはクローン a で処理してないせいで私に対するダメージが尋常じゃなくなる。


今回はこのデメリットがメリットを余裕でぶっ潰してきているからいつものこの方法は今回使えなくなってしまった。


だから今回は代用案として洗脳のカスタマイズ権限を消してクローン a を介して私に視覚情報を伝達してもらうようにしてもらう。


そうすればクローン a が思考加速スキルと演算処理スキルを使ってデータ化した状態のものを私が二重に思考加速アンド演算処理で元の案よりも情報伝達間のラグは激しくなるしデータが汚くかもしれないけど、そうすれば私に対するダメージが減るし情報過多で死ぬ

ようなことがなくなるはず。


多分。


これで何とかなるかなー?


私が普段使わない頭を使って頑張って考えた、

その名も「なんか難しい漢字を使いまくったら頭がよさそうに感じるんじゃね?作戦」!


…ま、物は試し。取り敢えずやってみますか。





先ずは、クローン b の視覚情報をクローン a に常時処理できるようにしてもらう。

その時МP が大分ゴリゴリ削られるけど、そこは進化で増えまくったМP を信用して無視する。


その時私への伝達はストップで。

まあ元々一体に対して分体操作最高量しか情報処理してもらってないからきっと大丈夫でしょう。


おっし、できたね。

じゃあお願いします!


ウォウォウォウォウォウォウォウォウォウォウォウォウォウォウォウォウォウォ…。


耳鳴りのような耳障りな音と同時に、視覚に何万対分もの視覚情報が共有されていく。


うん?

お、お?見える見える!


なんかめっちゃカクカクしてるけど、なんかクッソ重いゲームみたいになってるけど見える!

まあそれも戦闘には支障があるほどではないかな。


…ふうー。

ようやくいろいろなんとかできたね。



上の文章考えるのに二年前めっちゃ頭捻ってた覚えがある。


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