表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ミクロな世界の女子大生  作者: やまとりさとよ
第七章 ミクロな世界の交錯

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

390/552

Code.8 (5)

怒涛の3/10連投


{エラーが発生しました。接続を解除します。}


灰色の液晶画面。

ヘッドセットが煙を上げてる。


土人形とそれに接続してたデバイスが全部ぶっ壊された。


「ぐえぇ。」


手に持ったコントローラーを投げ出し、ソファに倒れ込む。


101層of魔王城in魔王つまり私。


ため息をつく。


あの土人形、一応出自は獄閻魔法だから、ステータス的には龍王一歩手前くらいのパワーがあったはずなんだけどなー?


「まーじでどうなってんのさ…。」


独りごちる。


崩壊パック、SP、Code.、そんで女神様。


女神様も完全女神モードだったし、なんか殺されたし。


あの美少年殺しちゃいけなかった感じ?


んー。


ステータス的にも魂的にもそんな強い素養があったわけじゃなさそうなんだけどなぁ。


とすれば、あれか。

八つ当たりか。


あのCode.4が私や石田の時みたいに女神様のお願いを聞いた報酬として正しい順序を踏んで与えられたものだったらまだしも、どう考えてもそうじゃなさそうだしなぁ。


なにせ、弱すぎる。


器として必要な適性があったようには思えない。


最近親族のSPも増えてきてるって話もあったけど、それはあくまで人族として、NPCの設定として若干多いだけで、管理者のそれとは比べ物にならない。


私は石田はCode.の継承にあたってSPを分与されたけど、あの量は絶対そうじゃないでしょ。


んで、それにバチ切れした女神様がCode.の回収に来たところ、なんか遊んでる私with美少年。


これはキレる。


元々湧き上がった沸点に1000度の鉄球打ち込んだようなもんだ。


鑑定すればあれが私の本体じゃないことはわかるだろうし、八つ当たりがてらぶん殴られてもなんか納得できないわけじゃない。


「結論。女神様は更年期ということで。以上終了QED。ーっでぇええええ。」


私の完璧な推理に一人で感心していると、脳天を貫く雷撃。


「え?死ぬ?お前。」


咄嗟に振り返ると、そこにいたのは額に青筋を浮かべた女神様in根室ボディ2Pカラー(白)。


終わった。


私は両手をハンズアップし、投降の意を見せた。


山:適当にくっつけるには長すぎるし、単体で使うには短すぎる区切りがあると、こんなことになります。


ア:計画性とまとめ力のなさが招いたんです。


山:バッサリ切り捨てるじゃん。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ