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ミクロな世界の女子大生  作者: やまとりさとよ
第七章 ミクロな世界の交錯

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280 歳下の部下みたいな。


過程を説明するとこう。


分裂スキルは、文字通り分裂。

説明するのなら、術者と同一のものを生成すると言うもの。


只、同一とは言え術者、オリジナルから生成されている為に魔術的にはこの存在は眷属として位置付けられる。


分裂で作った分体が思い通りに動かせるのはこう言うところが大きいね。


それで、自我植樹スキルはこの眷属として位置付けられた物を取り払う物だった。


ただ、この取り払うって言うのが若干ミスで、どちらかと言うと、眷属として作られたものに術者と同等の権限を与えると言うのが自我植樹の効果だった。


つまり、表記上は自我植樹の行われた分体はオリジナルと同等のものでありながら、魔術的には眷属という、何もかも同じなのに実際は上下関係があるという状態になっているんだわ。


それで、私と同等の権限、つまり女神たるシステムの中枢の魂と同等の権限を持った存在がゴシキンジャーってことになる。


ほいで、ここにさらに名付けというダブルパンチまでもが入ってくる。


アニメとか漫画とかでもある通り、名付けっていうのは魔術的にかなり重要な立ち位置にある。


名付けはつまりそのものの在り方を決定づけるものだからね。


それで、まぁ記憶を完全に吹き飛ばされた私がゴシキンジャーに名付けた名前。


一号、二号、三号、四号、五号。


そう、五号。


ちなみに、女神時代の私がなんて名乗ったか覚えてる?


そう、「五号」ですねー。


つまり、魂の存在が女神な上、「五号」の名を持った存在。


それが分体五号なのです。


自我植樹した時、五号だけ性格が違ったのは、多分システムの中に残った女神時代の私の性格をコピーされたからなんだろうなぁ。


魔術的に「五号」であろうとする存在に合わせてシステムが与えたあの『五号』の性格があれだったというわけですよ。


…あんな優しかったっけ?当時の私。


まぁ妃奈が残念な子だったのは否めないけども。


…それは置いといて。


そういうわけで、五号は私以上に女神に近しい存在となった今、中枢の魂は五号が得るべきなのです。


まぁシステム的には死ぬから自己同一性が保障される転生とは違うんだけどね。


ともかく、これが私の考えた作戦。


石田が私の計画に気づく前にケリをつけないと。

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