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ミクロな世界の女子大生  作者: やまとりさとよ
第七章 ミクロな世界の交錯

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357/551

271 半年くらい出番がないという(ry

2日スパンの3連投 1/3

視界が暗転する。


周囲が歪曲し、前後不覚に陥る。


体が捩れること数秒。


足の裏が確かな地面を踏み締めた。


ってうおっ


「ぐへ」


踏み締めたと思った地面はどうやら地面じゃなかったらしい。



{ファイアースモールドラゴン lv.5


HP 994

МP 64

SP 960


平均瞬発力: 463

平均攻撃能力: 3275

平均魔法攻撃能力:2069

平均防御能力: 770


称号: (火竜(new))(竜鱗(new))(強者(new))(人類の捕食者(new))


スキル 「火竜 lv.4(new)」「火炎耐性 lv.4(new)」「飛翔 lv.3(new)」「火炎魔法 lv.2(new)」「HP 自動回復 lv.8(new)」「МP 自動回復 lv.4(new)」「SP 消費緩和 lv.6(new)」「集中 lv.3(new)」「豪腕 lv.2(new)」


特典スキル:


経験値: 157955


特記事項:困惑、恐怖 }



ずいぶん久しぶりの邂逅。


ファイアーでスモールなドラゴンの上に転移した私は転移直後の感覚の乖離によって背中をゴロゴロ転がった挙句地面に叩き落とされた。


亀裂の中に倒れ込む。


おうふ。

痛う…痛う…いや別に痛くねぇな。


火龍のステータス舐めてたぜ。

自由落下程度じゃ傷つもしないのドワーフとタメ張るレベルの硬さなんじゃないの?


ってあぎゃあああああああああ!


んなことをのんびり考えていた私の元に、錯乱した火竜のスタンプが迫ってきた。


「ぐえ」


本日2度目。

何トンかの火竜の体重に押し潰された私の体はさらに深い亀裂の中に沈み込む。


痛う…いやマジで痛くはないんだけどさ!


おにょれ火竜め。


私…というか私が洗脳しているこの肉体を誰と心得る!

火龍様やぞ!

進化系列的に言ったらお前んとこの1番上のやつじゃ!


いくら竜王の系譜といえども流石に直属の上司には頭下げとけ!


「gyaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa!」


火竜が吠える。


足の裏で私を踏みつけながら咆哮してるせいで私の体がさらに押し込まれる。


おのれ火竜。



…。



黒焦げになった鱗を剥がし、適当な大きさの肉を剥ぎ取ってモチャモチャ食らう。


硬さで言ったらめちゃくちゃ圧縮したゴムみたいな感じなんだけど、万力の咬合力を持つ私の前にはなすすべもなく噛みちぎられる。


うむ…。

む…。

なんか鳥肉に近しい味がするな?


不味くはないんだけど、極めて淡白。


今までのやつと比べればだいぶマシなんだけどねー。


こうも惜しいと完璧を求めたくなる。


塩が欲しい。塩が。


この体にどれだけSPが必要なのかわからないけど、少なくともSP自動回復はないからなー。


いくら新種を作ったとはいえ、システムに感知されないだけでこの身はシステムの枠組みで作られてるわけだし。


SP自動回復が付いてたらそれこそ終わりよ。終わり。


ぽと。


食ってた火竜の肉に何かが落ちる。


見ると、それは真っ赤に熱され液状になった溶岩だった。


香ばしい匂いを発しながら煙を上げて燃えていく火竜の肉。


あんぎゃああああ!


思ったより洞窟の壁が脆え!


総員、退避ー!



…。



火竜の死体をえっちらおっちらボス部屋の端まで運び、溶岩が垂れないように土魔法で塞ぐ。


一息つく。


また火竜の肉を剥ぎ、モシャモシャ食べ始める。


一応この体は火龍とSPを共有してたから食べれる量も同じくらいのはずなんだけど、この胃にこんな量入るのか?


いや、別にSPにおいて重要なのは物質的なことじゃないけど、少なくとも食う上ではある程度の物理法則に則って構築されてたはずだよな?


胃のなかで超新星爆発でも起こってる?


いや、なんで私が知らねーんだって思うかもだけど、こんな癖たっぷりのキャラなんて設定したことなかったんだもん。


龍人、アルビノ、美少女、魔法、洗脳、とかどんな性癖?


んー。

まぁいいか。


またまた火竜の肉を剥ぎ、SPを増やしていく。


…ん?

今結局何やってんのかって?


ゴシキンジャーと別れた時も言ったけど、今はCode.3に影響をうけた崩壊パックを除去してる。


崩壊パック…つまり今の私以外のバクテリアやらウイルスやら微生物やらだね。


そいつらとCode.3は両方大元がシステムの根元系な影響で何かしらのバグがおこってる可能性がある。


例えば…ないと思うけど自我を持ってたり、異常な進化をしていたり…とか?


Code.3とは、すなわち魂の情報の権能。


もっと噛み砕いていうと、女神の記憶的なものだ。


Code.4と若干被ってるんだけど、こっちはもっと表層の自我的なものだね。


要するにそれが私以外の存在に宿ると不都合が生じるから、今こうしてCode.3の近くにあったものを焼き尽くしてるわけだ。


肉をもちゃつく。


…あの日、システム稼働時に私はシステム自体にエネルギーを吸い尽くされて死んだ。


いや、死んだって言い方は語弊があるかな。


正確にいうと、システムに魂のエネルギーとそれを保持するための器がの吸収されて、自身の権能に耐えきれず自壊した。


今の私は例えていうなら食べられた後のリンゴの芯みたいなもの。


実はもうほとんど残ってない。


辛うじて獲得できたCode.3のおかげで自我は繋ぎ止められてるけど。


まぁそれも根室妃奈の人格をベースとしたなんちゃって自我だけども。


遡ってみれば私の記憶は高校までの根室妃奈としてのものと、五号として根室妃奈をコピーした後のものがごっちゃになってる。


高校までの記憶で終わってると思ったら大学に通った記憶も同時に存在してるとか、なんか変な感じ。


まぁその矛盾もCode.10を獲得するまでは気が付かないくらい私の頭はポンコツだったわけだけども。


ともあれ、私は分散した権能を回収しなくちゃいけない。


回収して、そしてこのシミュレーションを終わらせる。


それが、私の責務。


この世界を作り出した神としての、始原以来5回目の世界と、その後に続けるための最低限の責任を果たさなくてはならない。


山:はいというわけでね


ア:なんか早くないですか?


山:一応私立の入試が終わりまして、取り敢えず休憩がてらにやってみたのですよ。


ア:前書きに3連投って書いてあるんですけど。


山:思ったより筆が進んだのです。


ア:2日スパンということは今日と明後日と五日後に投稿するってことですか?


山:そのとおり。


ア:ということらしいです。


山:国公立終わったら本格的に再開しようと思うのでよろしくお願いします。


ア:よろしくお願いします。

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