表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ミクロな世界の女子大生  作者: やまとりさとよ
第一章 ミクロな世界のバクテリア

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

30/550

28 反応ナッシングレボリューション改インエクストラバーニング

怒涛の2/5連投


1呼びかけ


おーーーーい!お―――きろおぉお!さああーーんごおおぉおおおう!


{…。}


反応なし。



2殴る(触手)


パシッ


{…。}


反応ナッシング



3リンチ(分体10体)


ビシバシボコスカ…。


{…。}


反応ナッシングレボリューション。



4ぶん殴る(物理攻撃有り)


ボコッ…。


{…。}


反応ナッシングレボリューション改。



5引っ張ってみる


ぐーっぐぐぐぐぐぐーぐぐぐぐ…。


{…。}


反応ナッシングレボリューション改インエクストラ。



…ヤバい。

今の今まで脳死で3号ボコボコにしてきたけどこれ以上やると3号が死ぬような気がしてきた。


ほかになんか3号を出来る限り傷つけないようにこいつから取り除く方法みたいなのってないのかなー?


すると、不意にオート君がしゃべり始めた。


{毒

バクテリア種固有スキル


・バクテリア種固有スキル「毒刺」に毒ダメージプラス補正をかける。

・バクテリア種固有スキル「毒刃」に毒ダメージプラス補正をかける。

・バクテリア種固有スキル「毒刺」「毒刃」にかかる毒ダメージプラス補正率はレベルによって変化する。Lv.l 7の場合、49%増加。

・生成可能毒:菌毒 痺毒}


ん?

どゆこと?

ついに鑑定さんもバグですか?


{痺毒

バクテリア種固有スキル


・この毒を対象が摂取する事により、対象に属性「痺」を掛ける。

・麻痺持続期間はレベルによって変化する。Lv.l7の場合、7時間。

・対象の部位を指定することにより、指定した部位のみを麻痺させることが可能。

・麻痺可能部位率はレベルによって変化する。Lv.l7の場合、49%を分離並行麻痺付与可能。}


気付かない私に苛ついたようにオート君が更に毒についての詳しい説明をしてくれた。


ん?

んー。

ん?

痺毒?


…つまり。

痺れさせろと?三号を?なして?


んー。

麻痺?

硬直?

静止?

は!

ひょっとして…。


麻酔?


あ、あー!

やっとわかった!

なるほどなるほど。


要するに、こういうことだね?



6切除する。


先ずは毒刃にオート君が言ってくれた麻痺毒を付与する。


んー初めてやるか、ら以外に、難し…。


できた。


さっきまで毒々しい紫色のオーラみたいなのを放ってた毒刃が黄色に変色した。


なんか…ぱっと見だけでいうと変色するサイリウムみたいだね。

これ。


…こほん。


ふっふっふ。

分体達よ。

私のことを「Doctorバク子」と呼んでくれてもいいのよ?


{どくたー。}

{ドルター?}

{ドルターバク子?}

{…?}

{どくたー馬鹿子?}

…。

あ。すみません。もう二度とこのようなふざけたことは言いませんので許して下さい。


てか、最後の奴に関しては明らかに私への挑戦と受け取ってもいのかな?


{ごめんね。}


…なんかすまん。


ま、ある意味一人茶番は置いといて、そろそろ三号救出を開始しましょうか!


先ずは麻痺毒の麻痺部位指定とやらを使って三号の触手のみを麻痺可能部位に設定…する。


設定をすると、三号の触手が黄色の光に包まれた。


これで…いいのかな?


じゃあ次。

確か、毒刃はスキルの効果内容に毒の無付与ってのがあったはずだからそいつを使って毒刃をただの刃に変える。


ほい。


すると、シュワシュワと音を立てて毒刃から光が抜けていき、金属質な刃に変化した。


うーん。

やっぱりサイリウムにしか見えねーわ。これ。


で、これでさっき麻酔したところを切断しちゃえばいいいのかな?

そーっと、そーっと。


サク。


うおおおおお!切れたああ!

だ、大丈夫か?

痛くない?


{…。}


…反応ナッシングレボリューション改インエクストラバーニング。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ