表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ミクロな世界の女子大生  作者: やまとりさとよ
第五章 ミクロな世界の覚醒

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

269/550

237 KUSO固有スキルガチャ


{変異

バクテリア種固有スキル


・洗脳時に宿主の肉体の細胞構成を変異させ、細胞記憶痕跡器官から多生物の特徴的部位を再現する。

・変異可能部位はレベルによって変化する。Lv.6の場合、六ヶ所。


特記事項:最初期変異部分の再現は術者と宿主の特徴的器官に依存する。}



{変異発動後変異部位予測


Lv.1: 触手生成

Lv.2: 触手伸縮

Lv.3: 噴霧

Lv.4: 高速分裂

Lv.5: 血酸

Lv.6: 複製}



増えてるー。

なんか、増えてるー。


…はい。


てなわけで、通称KUSO固有スキルガチャ、正式名称「変異」スキルのレベルが上がった。


しかも二つ。


まぁ変異スキルで使えるようになった触手とか擬似再生ができる高速分裂とかは普段使いしてるし、不本意ながらも自傷ダメ食らわせてくる噴霧とかも使ってるおかげで熟練度は溜まってたんだろうねー。


ほんで、新たなレベルで使えるようになるのが、「血酸」と「複製」ね。


名前からしてヤバ気な香りがプンプンしますな。


特に血酸。お前な。


文字からして噴霧と同じような雰囲気が漂ってくる。


やだよ?

急に血が酸性になって私の体が溶け出すみたいなことになるのは。


…まぁ、単語を形成してる漢字から察するにそう言う効果な気がしてならないんだけど。


ま、まぁここは変異君の有能性を信じようじゃぁ無いか。

この不安な二文字からは想像できないような素晴らしいスキルであることを切に願う!


{フラグ立ったな。}

{たちましたね。}


うるへー。


はぁ。

このスキルの最大の弱点て、そのランダム性にあるよな。


オート君の変異発動後変異部位予測は極めて正確だけど、これはあくまで変異発動後変異部位“予測”であって、詳しく変異部位を説明できてるわけじゃない。


だから二重鑑定して効果内容を調べようとしても出てこないし、そのおかげで発動一発本番みたいなことが起きる。


これまでも基本的に触手生成とか触手伸縮、高速分裂とかの有能なスキルが発現してたけど、噴霧の例があるように、運が悪いと自傷ダメを与えてくるクソみたいなスキルが発現することも十二分にあるしね。


結局のところ、私にできることは変異発動するときに神に祈ることしかできないんだけども。


…てなわけで。


発動!


{アキネト・サディカルエデヌスからの要請を受けとりました。固有スキル「変異Lv.6」を発動します。}


ア:短すぎでは。


山:いやーはははは。


ア:1週間溜め続けてこれっぽっち何ですか。


山:い、いやー。ちょうど区切りが良かったものですから…。


ア:そう言ってこの続きはまた来週とかになるんですよね。


山:ま、まっさかー()


ア:そして来週も1ページ以下の文章だけ書いて後書きでカサ増しするんですよね。


山:後書きの真の目的をバラすんじゃない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ