Code.4(4)
{エラーが発生しました。}
{エラーが発生しました。}
{エラーが発生しました。}
{エラー{エラーが{エラーが発{エラーが発生{エラーが発生し{エラーが発生しま{エラーが発生しまし{エラーが発生しました。}た{エラーが発生しました。}。}した。}ました。}しました。}生しました。}発生しました。}が発生しました。}
・
・
・
{Code.3との断片との限定接続が強制終了されました。}
{Code.4が待機中です。}
{Code.3の回復が見込めないため、接続試行を終了します。}
{ダウンロード停止中…。}
{停止しました。}
{Code.4からの要請を受けとりました。魂の状態を確認します。}
{確認中…。}
{確認中…。}
{確認が完了しました。}
{魂に致命的なダメージが確認されました。}
{本魂の継続的使用は輪廻システムに重大な欠陥を与える可能性があります。}
{Code.4からの要請を受けとりました。本魂の修復を開始します。}
{五号との限定接続回線により魂の再供給を申請します。}
{…エラーが発生しました。}
{接続回線が停止している可能性があります。}
{代替案として、Code.3の断片を用いた魂の分割及び補充を行います。}
{分割中…。}
{分割が完了しました。}
{Code.3の断片を結合します。}
{結合中…。}
{結合中…。}
{結合が完了しました。}
{魂の正常な動作を確認しました。}
…
{意識の回復を確認。}
{アキネト・サディカルエデヌスからの要請を受けとりました。スキル「変異Lv.3」を起動します。}
{アキネト・サディカルエデヌスからの要請を受けとりました。スキル「HP自動回復Lv.3」を起動します。}
{アキネト・サディカルエデヌスからの要請を受けとりました。スキル「聖光魔法Lv.2」を起動します。}
{身体の損傷の回復完了。}
…
僕、グレイ・カートマンは目醒めた。
…夢を見た。
長い長い夢だった。
悠久の時の流れを全て見聞きした。
スキルの構造、神の存在、そしてこの世界の正体。
…取り敢えず今すぐ中枢に会いに行かなくては。
1000年前からあのままだったことを考えると、今の彼女の状態は多分相当まずいことになってる。
いや、ヤバいのは僕らも一緒か。
魂の供給はもう過剰に達してる。
器からこぼれ落ちたニトログリセリンが何を引き起こすかなんて想像するまでもない。
Codeの数は足りてないけど、ある程度の権能は戻しておいた方がいい。
今現状確認できてるCodeは…4、9、10か?
魔王はまだ中枢のヤバさについては把握してないだろうけど、盲信的に女神を崇める彼女なら少なくとも協力は惜しまないはず。
…この身でどこまでそれを達せられるかはわからないけど、神の権能を使っておいて何もかも理解できててそれでもなお動かないなんて有り得ない。
取り敢えずは…「ん…うぅ」
!?
聞こえてきたのは男の声。
「あれ…僕、生きてる…?」
これまでの人生で何度も何度もうんざりするほど聞いてきた声。
「何で…?僕はあの白狼に殺されたんじゃ…」
ブロンズ冒険者グレイ・カートマンの声が僕の意志とは無関係に困惑の声を発していた。
頭の中が「?」マークで溢れた。
…
鑑定、これは一体…?
{魂に致命的なダメージが発生したため、Code.3の断片を用い、魂の分割と補充を行いました。}
…マジか。
「腹の傷も…ない。背中の傷も…ない。完全にノーダメだ。…え、なんで?」
頭を抱えたくなった僕の意志を全く解さず僕の手は身体中をペタペタ弄っていた。
不味い。
不味すぎる。
このまま体の主導権があっち側に持ってかれたら、Codeの回収も中枢との合流もままならない。
どうにかしてあっち側に呼びかけを…
「…って、うお!髪の毛が真っ白になってる!?…ストレス!?…え、禿げる?」
…ダメだ。
聞いちゃいない。
こっち側のエネルギーが弱すぎるんだ。
…これは、どうにかして他のCodeと合流するしかなさそうだ。
ふぅ…。
…取り敢えず、白狼の元に向かおう。
「…って!こんなことしてる場合じゃないんだ!カリエちゃんは!?白狼は!?…行かなきゃ!」
…その点に関してだけはあっち側と意見が合致してるだろうから。




