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ミクロな世界の女子大生  作者: やまとりさとよ
第四章 ミクロな世界の侵食

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202 進化したら弱体化するタイプ。


今日も今日とてクソ不味い飯をモチャモチャ食らう。


今食べてる獲物の名前はスモールサンドワーム。


体長二十センチ程の見た目は細長い茶色のチューブ型の胴体に先っぽについた頭頂部の二本の牙。

所々に青い斑点がついており、まぁ案の定毒持ちだった。


何というか、この階層の最大の敵はモンスターの攻撃性じゃなくてその本体にあるね。


私みたいに状態異常耐性持ちならまだ飯が不味いだけで済むけど、もしそういう系統の耐性を持ってない奴がこの階層を挑もうとしたら普通に地獄を見ることになるんじゃ無い?


この階層、実のところそれほどモンスターのステータスは高く無い。


位置的には上の大空洞よりも下の階層にはなるんだけど、強さで言ったら明らかに上の異形共の方が強い。


だから普通に十階層まで腕っ節だけで攻略してきた冒険者パーティがこの階層で衰弱死又は餓死なんてことも起こってそう。


いやでももしかしたら某ド◯クエみたいに毒消し草的なアイテムがあるのかもしんないね。


まぁでもここまで散々文句言ってきたけど、実際この階層の奴らを食べることによるメリットは一応ある。


スキルのレベルが上がる。

その一点に尽きる。


まず、ここのモンスター共を食い初めてすぐ、「毒耐性」というスキルを獲得した。

こいつの効果は名前の通り毒のダメージを下げるスキルだ。


んで、どうやらこ毒耐性は私が元々持ってた状態異常耐性と同じ項目に分類されていたらしく、程なくして状態異常耐性スキルに統合された。


そんで、私の元々持ってた状態異常スキルはレベル10だったおかげで、新たにスキルが出てきた。


その名も「状態異常無効」。効果内容は同時に一種類の毒のダメージを完全に無効化するというもの。


効果だけなら完全に状態異常耐性の上位互換だ。


だけど、ここで一つ問題が発生した。


私の持ってるバクテリア種固有スキル「変異」。

そのレベル3で覚える噴霧。汗腺から出てくる汗に毒性を持たせるという物で、それは私に対しても毒ダメージを与えてくる。


その毒ダメージが状態異常無効スキルの無効化毒の1スロットに入ってしまったのだ。


そのせいで食事する時に食らう毒ダメージが完全にスキルを貫通して私に直接ダメージを与えるとかいう進化によって逆に弱体化するという現象が起こってしまった。


訳わかんなくね?


まぁ状態異常無効スキルのレベルが上がってけば同時に無効化できるスキルも増えてくし、ひたすら毒食って熟練度稼いでくしかないかな。


そしてそんなふうにアホみたいにHPを毎日削っては回復してを繰り返したせいでHP自動回復スキルがカンストした。


そしてこちらも同様にして派生したスキルがこれ。



{HP自動大回復

希少スキル


・永続的に術者にバフ「HP自動大回復」を付与する。

・付与されるバフはレベルによって変化する。Lv.1の場合、「HP大回復Lv.1」


特記事項:無し。}


{HP大回復

希少スキル


・術式下のHPを大回復させる。

・術式下の部位欠損を回復させる。

・HP回復量はレベルによって変化する。Lv.1の場合、毎秒+10。

・部位欠損回復割合はレベルによって変化する。Lv.1の場合、毎秒1%。


特記事項:行使先の生命体の生命活動が停止していた場合、HPの回復は不可。}


効果は完全に「HP自動回復」の上位互換。

デメリットもない神スキル。


噴霧と毒物達。

感謝はしないけどありがとな。


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