189 洞窟の終わり
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…。
と、言うわけで。
SP削れた。
吐きまくって腹減った。
と言うことで今日も今日とて食糧狩りに精を出していきましょうかねー。
この世界がリアルじゃなかったとしても腹は減るし頭は疲れるのです。
…んえ?
なんだって?
ループしてる?
さっきのミンチ焼きはどうしたかって?
そりゃもちろん。
ぱくぱくして。
むしゃむしゃして。
ごっくんして。
ゲロゲロゲロゲロおうぇええええええええしましたよ。
ええもちろん。
SPなんぞあれから一ミリとて回復してませんよ。
むしろ吐きまくって減ったよ。
ありゃ人間の食べる食事じゃねぇ。
そもそも生物が口にできる存在でもねぇ。
多分下手な毒よりも威力がある。
どんなリアクション芸人でも顔真っ青だわ。
レベル的には猛毒刃と同じくらいなんじゃない?
食べる時は命と尊厳を失う覚悟を持って挑むことをお勧めするわ。
ほんとマジで、あんな明らかな異常性を持った物質Xを食うやつの気がしれんね。
うん。
…え?
あれ作ったのは誰かって?
…私だ。
―んま、そんなわけで今は新たなる食糧を探し中。
出来れば手っ取り早く猿を殺した時に飛んでった猿の片割れ、頭が欲しい。
猿自体まぁまぁの大きさだったからそれだけでも大分SP回復できると思うんだけどなー。
こっちの暗がりの方飛んでったのかな?
その時の私の眼前には、なぜか普段ならぼんやりと光っている洞窟の壁の光が一切ない暗黒の世界が続いていた。
だとしたら探すのめんどくさそうだなー。
だから、気づかなかった。
頭ーどこー。
反省した筈だった。
油断しない筈だった。
頭ーさっさと見つかって私の養分となれー。
でも油断した。
だから見落とした。
あー?
マジでどこいったんだ?
足元で蒼く光る魔法陣に。
んー?
ないなー。
私は、洞窟の終焉を告げるその青い魔法陣を、勢いよく
え
踏み抜いた。
山:はい。
ア:はい。
山:遂にやっちまいました。
ア:なにをです?
山:総話212話にして本編がストックに追いつきました。
ア:うわぁ…。
山:ということで、次話からその場で書いて投稿する生活が始まります。
ア:夏休み本番からなんてハードな。
山:ああああああああ
ア:でもできる限り投稿時間は守ってくださいよ?
山:不定期更新にしたい…。
ア:これまでも定期更新とは若干言い難かったじゃないですか。




