表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ミクロな世界の女子大生  作者: やまとりさとよ
第四章 ミクロな世界の侵食

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

207/550

184 特典スキル

…ただ、「Code.9」には気になる点がもう一つある。


このスキルの枠組み。

ミート・イーターのステータス内でのこのスキルの配置位置。


私の「Code.3」スキルは、さっきも言った通り特典スキルだ。


…この世界では、スキルは五つの枠組みに分けられている。


一つは通常スキル。

私が最もたくさん持ってるスキルだ。

例を挙げるなら、土魔法や火魔法とかの初級魔法スキルや、風耐性や物理攻撃耐性とかの他と比べて若干弱めのスキルが該当する。

捉え方としては、初級とか獲得の簡単な、最もオーソドックスなスキルがこれに分類されるんだと思う。


二つ目は希少スキル。

私が二、三番目にたくさん持ってるスキルだ。

こいつも例を挙げるなら、暴風魔法とか雷光魔法とかの中級魔法スキルとか、思考超加速や超速演算などの上級補助スキルとかがその一種に入るかな。

こいつの捉え方は、通常スキルが進化したりして元のやつよりもより強力になったものや、元々強力だったりして入手方法が難関なものがここに分類されてるんだと思う。


三つ目は超希少スキル。

例を挙げるなら深淵や呪怨とかの圧倒的な厨二スキルや、獄闇魔法や獄洸魔法とかの獄閻魔法シリーズがそれに分類される。

特徴としては鑑定すると全文カタカナだったり、スキルの名称がやたら厨二くさかったり、威力がアホみたいに高かったりするっていうのがある。


四つ目は固有スキル。

私が多分通常スキルに次いでたくさん使ってるスキルだ。

こいつは洗脳や分裂とかの補助的なスキルから、猛毒や創喰、浪寿式 とかの戦闘スキルなど、術者の種族固有のスキルがそれに分類される。


んで、五つ目がその問題の特典スキルだ。

こいつは私の持ってる中じゃ、鑑定とさっきの「Code.3」の二つしかない。

これまで見てきたモンスターの中にもこの特典スキルを持ってた奴はミート・イーターだけだし、色々謎が多いスキルだ。


んで、こっからが私の考えになるんだけど、多分特典スキルのスキル自体にあまり意味はない。

それは私の特典スキルの一つである「鑑定」を勇者が通常スキル枠で保持してたことでもわかると思う。

重要なのは、スキルが特典スキルという枠組みの中にあることなんだと思う。


特典スキル、多分これは私がここに転生してきて鑑定スキルを初めて使った時に思ったことの通り、転生特典的なスキルの分別に分けられるんじゃないかな?


転生者じゃないなら、何か別世界の知識を持ってるとか、そんな感じかな。

通常のモンスターと転生者入りのユニークモンスターを分けるとか。


それがこのシミュレーションになんの影響を与えるのかわからないけど、とりあえずはそういうものとして考えてみると。


…ミート・イーター。あいつは私と同じような転生者だった可能性があるわけだ。


まぁつまり、私は同族の転生者をぶち殺しちゃったかもしれないのだ。


ア:というわけで。


山:どういうわけで?


ア:そろそろ夏休みですね。


山:フッ。


ア:何やら不適な笑み。


山:今までの経験から言って、おそらくアカツキさんは、

『今日から夏休みなので毎日二話投稿しましょう。』

とかのたまうつもりなのだろう。


ア:ええまぁ。


山:だが残念だったな!私が次に休めるのは約2週間後!授業が無くなるだけで結局学校には行くし、なんなら帰る時間は普段の学校と変わらない!というかむしろ長い!

吹部に休みなど存在しないのだ!


ア:つまり、部活が忙しいから鬼畜な登校スケジュールは組まないでくれと。


山:つまるところそういうことです。


ア:ふぅ…では、毎日投稿だけでも守ってください。


山:いや、えー実はまじめにそろそろストック切れるから1週間後あたりからまともな投稿ペースを守れる気がせんのよ。


ア:毎日投稿です。


山:え、いやだから。


ア:毎日投稿です。


山:えー。だっt…


ア:PV二桁…


山:やります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ